
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
小森 はい。ベランダや屋上は風雨にさらされ劣化しやすいです。そのため、防水材を施すなどメンテナンスが欠かせません。そこで弊社では、合成ゴムや塩ビニールの防水シートを専用の接着剤で下地に張り付けていく防水工事を行っているんです。下地を選ばず施工できるうえ耐久性にも優れ、リーズナブルに施工できるメリットの大きい工法です。私は朝霞市育ちですから、地元の方のご依頼に迅速に駆けつけますよ!
矢部 それは頼もしいですね。小森社長はこれまでも地元に密着してお仕事をされてきたのですか。
小森 そうですね。私は2022年現在31歳でして、17歳の頃から職人として働いてきました。社会人として防水工事の会社に就職した当時はとにかく若かったので、腕を磨くことにがむしゃらになっていましたね。
矢部 それ以降14年もの間、この業界一筋でやってこられたんですね。職人の世界って上下関係が厳しいイメージがあります。ご苦労も多かったのではないですか。
小森 確かに厳しい面もありましたが苦ではなかったです。それよりも、業界全体の労働環境、例えば福利厚生が整備されていないことなどには絶望しましたね。もちろん、私自身も社会保険の知識などはありませんでした。職人にとって確かにスキルは大切です。ただ、社会保険も含めた働く環境がこのままでは、若手が業界に入ってくるのをためらうのも当然です。それで、そうした状況を何とかしたいという一心で、独立を決意しました。

小森 そもそも、業界自体がキツい、汚い、危険のいわゆる3Kと呼ばれ、長い間人材不足に悩まされています。そのイメージを何とかして覆したい。そこで弊社では「頑張らない。楽しもう」という企業理念を掲げています。事業の成功はもちろん、弊社で働くみんなに幸せとやりがいを感じてほしいですからね。