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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

周囲への感謝を忘れずに 新鮮野菜をネットで販売
株式会社YAOHACHI/808青果店 代表取締役 浅井慎哉

 
プロフィール 兵庫県出身。東京のインターネット関連に強い広告代理店に就職。独立後、神戸帰省中に青果店を運営する友人と再会したことを機に青果販売業に転身する。2年の修業を経て独立し、野菜や果物のネット販売を始めた。顧客の声にスピーディに応えるほか、Youtubeでのレシピ動画配信や食品ロスへの取り組みなど、新しい挑戦を続けている。【ホームページ
 
 
 
インターネットと神戸市中央区の商店街に店舗を構え、新鮮な野菜と果物を販売する808青果店。運営する株式会社YAOHACHI(ヤオハチ)の代表取締役・浅井慎哉氏は、広告代理店の経営者から30歳で青果販売業に飛び込んだユニークな人物だ。野菜のネット通販でコロナ禍の巣ごもり生活を支える浅井社長は、「こんな時代だからこそ自分を支えてくれる方々への感謝の気持ちでいっぱいだ」と語ってくれた。
 
 
 

店舗とインターネットで野菜と果物を販売

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 神戸市中央区の商店街・大安亭市場に拠点を置き、店舗とインターネットで野菜・果物の販売を手がける株式会社YAOHACHIの「808青果店」さん。B-plusには2回目のご登場ですね。
 
浅井 私はボクシングが大好きで、畑山さんは憧れの存在でした。まさかお目にかかる機会があるとは。この仕事を続けて本当に良かったと感動しています!
 
畑山 そこまで喜んでいただけると私も嬉しいですよ。確か、浅井社長は青果店の経営を始めるまで異業種の業界にいらしたとか。
 
浅井 はい。私は大学を卒業後、東京でインターネット関連に強みを持つ広告代理店に就職し、2年後に独立しました。そんなある日、地元の神戸に里帰りしていた際に、青果店を営んでいた友人に再会したんです。仕事のことを楽しそうに話す友人を見ているうちに、おもしろいことが大好きな私は思わず「一緒にやろう」と声をかけていました。
 
畑山 これは驚きです。広告代理店と青果店はまったくの畑違いですよ!
 
浅井 当初はほうれん草と小松菜の違いもわからない素人で、しばらくは、ひたすら野菜や果物の目利きを覚える日々が続きました。そして2年後、自分の得意分野であるインターネットの活用を目指して独立し、808青果店をオープンしたんです。
 
畑山 その無謀とも言えるチャレンジが、浅井社長の運命を大きく変えたのですね。
 
 
 
 

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