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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者とヘルパー両者が 笑顔になれる訪問介護
有限会社ぷらちな訪問介護ステーション 代表取締役 頭師ハルミ

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪狭山市に拠点を構える、有限会社ぷらちな訪問介護ステーションさん。頭師社長がこちらを設立するまでの経緯からうかがいます。
 
頭師 もともと福岡にある鉄鋼関連の商社で営業職や経理業務を担当しており、転勤を機に大阪へ引っ越してきたんです。その後結婚と出産を経験し、しばらく家事に専念していたものの、自営業を営む夫から新しく仕事を始めたらどうかと、背中を押されましてね。就職も選択肢にありましたが、起業するなら最後のチャンスかと思い、2002年、52歳のときに弊社を立ち上げました。思い切って決断したことが、結果として良かったと思っています。
 
タージン それでは御社は、今年2022年でちょうど20年の節目を迎えたわけですか。20年前というと、まだ介護市場はさほど大規模ではなかったように思います。そんな中、起業されるとは、頭師社長には先見の明があったんだなあ。それにしても、仕事や家事と介護を両立させている方は特に、御社の手がけているような訪問介護や居宅介護サービスに心身ともに救われていると思います。超高齢化社会の日本には不可欠なお仕事ですよね。
 
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頭師 ありがとうございます。現在弊社にはヘルパーが29人、ケアマネージャーが1人、サービス提供責任者が5人在籍しておりまして、みんなに支えられてここまでやってこられたと思っています。弊社は「お互いに気持ちよく」をモットーに、サービス提供責任者が利用者様とヘルパー双方の相性をきちんと見極め、互いに一番合うヘルパーを派遣しています。そうすることで利用者様はより気楽に過ごせますし、ヘルパーも気持ちよく仕事ができますからね。おかげさまで離職率が低く、非常に助かっています。
 
タージン 離職率が高い業界で、それは素晴らしい! ほかに心がけていることはありますか?