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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人とのつながりを大切に 解体業のイメージを変革
株式会社アールプロジェクト 代表取締役 近藤智也

 
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インタビュアー 阿部桃子(ミス・ユニバース元日本代表)
阿部 東京都小平市の株式会社アールプロジェクトさんは、解体工事をメインに、外構工事、アスベスト対策・土壌汚染対策事業や総合リフォームなどを手がけておられるそうですね。手広く事業を展開している、近藤社長のご経歴が気になります。
 
近藤 もともと私はマンションなどの大きな建物が好きで、専門学校でも建築について学んでいました。その後、不動産会社に就職し、土地を購入して建売住宅にするための仕事等を経験したんです。30歳で独立しました。
 
阿部 私も建物が好きで宅建も取得しているので、近藤社長の建物好きというところに親近感が湧きました! 建築に深い理解のある方が解体業を営まれているわけだから、お客さんも信頼できますよね。
 
近藤 ありがとうございます。解体業はただ建物を壊すだけではなく、解体で出たごみをアルミ、木、瓦などの材質ごとに分別したり、更地にした後も土の高さを合わせたりといろいろな作業を行うんですよ。
 
阿部 繊細なお仕事なんですね。「ガシャン、ガシャン」と建物が壊されている光景から、解体業にはワイルドな印象を一方的に持っていました。
 
近藤 確かに、建設関係で一番大きい音が出るのは解体工事です。騒音や粉塵でクレームが発生することもあるので、地域の方とのコミュニケーションが欠かせない仕事でもあります。そのため、私も含め従業員一同、周辺の住民の方々へ誠実に対応するように心がけています。
 
阿部 近藤社長のようにスタイリッシュで朗らかな方に対応していただけると、安心感がありますね。近藤社長は爪もきれいで美意識が高いですよね(笑)。
 
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近藤 恐縮です(笑)。身だしなみや挨拶をきちんとするように徹底していますからね。そうすることで、解体業に対する世間のイメージを変えていけたらなと思っています。
 
阿部 業界全体のことも考えているんですね。それにしても、近藤社長は対人関係をとても大事にされているという印象です。
 
近藤 おっしゃる通りで、「人と人とのつながりをとにかく大切にすること」が弊社のモットーなんです。現場での誠実な対応はもちろん、営業でもお仕事をご紹介くださる企業様への感謝を忘れずに、業務内外で信頼関係を築けるように行動しています。