
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
豊川 価格は抑えながらもこだわりの逸品を提供し、贅沢なひとときを楽しんでいただくことを当店のコンセプトとしているので、そう言っていただけて嬉しいです。実は同じ平野区の瓜破では、「居酒屋 幸の鶏」も運営しておりまして。こちらも串焼きを中心に提供しているものの、居酒屋ということでよりアットホームな雰囲気の店舗となっています。席もカウンターが中心なんですよ。
狩野 なるほど、2店舗でコンセプトが違うわけですか。それにしても、どのメニューもおいしそうですね。鶏だけではなく、牛肉や豚肉を使った串焼きもあって、焼き肉店のメニュー表を見ているようですよ。

狩野 聞いているだけでもおいしそうです(笑)。ほかに、こだわりはありますか?
豊川 やはり炭でしょうか。食材が焼き上がったときの香ばしさを引き立てる、選りすぐりの紀州備長炭を使っていますよ。それから何よりも、お客様との会話を大事にしています。例えば、お客様がスポーツをしてきたとおっしゃったら、「汗をかいただろうしいつもより塩を多めにしよう」など、料理の味付けをその都度工夫するようにしているんですよ。お客様とのコミュニケーションがあるからこそ、できることだと思っています。