
インタビュアー 宮地真緒(女優)
太田 はい。志を同じくするベトナム人のパートナーなどと一緒に、起業しました。浜松市は、歴史的な経緯からも日系ブラジル人をはじめとする外国人労働者が多く、地域独特の課題があります。最近では、そうした地元企業さんからも雇用の相談などを受け、クライアントとしてお付き合いする機会が増えてきました。
宮地 御社では外国人材を紹介する前に、念入りに教育をされているとうかがっています。
太田 おっしゃる通りです。日本で働きたいと希望する学生や若者を対象に、日本語やキャリア形成の教育をしています。半年から2年間の学習を経て、クライアント様にご紹介しています。
宮地 教育をしたうえで紹介してもらえるなら、受け入れる企業は安心でしょうね。日本語を学んで言葉の壁がなくなれば、その分、トラブルが起こる確率も減らせると思います。
太田 そうですね。教育内容は日本語に限らず、多岐にわたります。初期教育に労力はかかるものの、結果として就職先に定着してくれる人が増えるんです。長期間にわたって働ける環境を整えるほうが、本人にとっても、クライアント様にとっても、メリットが大きいと思っています。
宮地 太田社長にお任せすれば、優れた人材を紹介してもらえると考えている企業はたくさんあると思います。ベトナムでは、日本で働くことを希望する人は、まだまだ増えているんですか?

宮地 日本で働きたいと願うベトナム人の方々、そして受け入れ先の企業、両方の目線に立った支援をしてくれるから、本当に頼りになりますね!