B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アート交流で世界平和へ 写ルン族プロジェクト
株式会社Brave EGGs 代表取締役社長 香川智彦

 
プロフィール 香川県出身。京都大学を卒業後、不動産のディベロッパー、コンサルティングファームに勤務する。その間の病気を契機に、自分が大切と思うことのために命を使うと決意。2017年から写真家として活動を始め、2020年11月に株式会社Brave EGGsを設立。アフリカ・ルワンダ共和国の子どもたちとの写真を通じたアート交流事業「写ルン族プロジェクト」を開始した。【ホームページ
 
 
 
株式会社Brave EGGs(ブレイブエッグズ)が始めた「写(しゃ)ルン族プロジェクト」。アフリカのルワンダで低収入に苦しむ子どもたちにレンズ付きフィルムの「写ルンです」で撮影してもらい、報酬と引き換えに集めた写真を鈴木掌、コシノヒロコといった日本人アーティストたち十数人と共にアート作品として昇華し日本で販売するという、ユニークな活動だ。2022年には現地に写真家育成学校を開きたいと語る香川智彦社長に、プロジェクトの詳細を聞いた。
 
 
 

ルワンダの地で写ルン族プロジェクトを開始

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
内山 株式会社Brave EGGsの香川社長にお話をうかがいます。御社では新規事業開発やDXのコンサルティングサービス、アート関連事業を手がけているとか。
 
香川 はい。私は前職で9年間コンサルティング会社に勤め、2018年に独立し、2020年に弊社を設立しました。収入のメインも企業の事業戦略やDXなどに関するコンサルティング業が占めています。ただ、今一番エネルギーを注いでいるのはアート系プロジェクト事業で、今は「写ルンです」を使った途上国の子どもたちの自立支援に取り組んでいます。
 
内山 それは一体どんなプロジェクトなのでしょう? 
 
香川 日本から見て地球の裏側、アフリカのルワンダ共和国で「写ルン族プロジェクト」の名で活動を行っています。サポーターからのご支援を元に「写ルンですを」調達し、現地のスラムに住む子どもたちに撮影を依頼します。それを私たちが買い取り報酬を手渡す一方、集めた写真をアーティストたちとアート作品に仕上げます。その作品を販売し、その収益を子どもたちが写真家やアーティストとして自立するための学校づくりに活用するというものです。
 
内山 画期的で非常に興味深いお取り組みです。ぜひ現在の活動に至るまでの経緯を詳しくうかがっていきましょう!