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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

命をかけず、安全を徹底
ロープを用いた補修工事

 

安全管理を徹底し、命をかけない作業を行う

 
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鎮西 先ほど、ロープアクセスはビルの窓や外壁の清掃作業で活用されているとおっしゃっていました。ということは、富澤社長はもともと清掃業界にいらしたんですか?
 
富澤(悠) いえ、私はずっと建設業に従事してきました。足場仮設や高所作業車のほかに、もっと利便性の高い施工方法はないかと考え、清掃業などで用いられるロープアクセスに着目したんです。実はそんな中で、以前B-Plusさんの経営者インタビューにも掲載された、株式会社F(エフ)の苅谷健太社長と知り合いまして。その苅谷社長のもとで、ロープアクセス工法の技術や安全面についてなど、非常に多くのことを教わったんですよ。現在でも苅谷社長とは懇意にさせていただいており、本当に感謝しています。
 
鎮西 素敵な出会いがあったんですね! そんな富澤社長が、お仕事の中で大切になさっていることはなんでしょうか?
 
富澤(悠) 何よりも“命”が大切だと考えています。そのため安全の管理は決して怠らず、社内でも徹底しているんです。なので、弊社では“命がけの仕事”は絶対にしません。
 
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高所作業は安全第一!
富澤(純) ロープを用いた作業は、一見、危険そうに映るかもしれません。しかし、それは裏を返せば、徹底した安全管理がなされているからこそできるわけです。
 
鎮西 確かにどんな仕事でも、命の危険があるかもしれないという状況では、安心して行えませんよね。特に最近は、テレビ業界でも安全管理が厳しくなっていますし、ほんの小さな事故でも大きな問題に発展しやすくなっていると思います。工事現場でも事故が起きてしまったら、多方面に問題が波及してしまいますよね。
 
富澤(悠) おっしゃる通りです。作業員自身の命の危険はもちろん、その家族、元請け業者さんやお客様など、多くの方にご迷惑をおかけすることになります。ですから私は、たとえどんな些細なケガでも本気で叱り、注意喚起を促すようにしています。もしトラブルが起きてしまったら、ロープアクセスそのものの信頼や信用が失われかねませんからね。