ビルの定期清掃やホテルの客室清掃がメイン

インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
杉原 会社勤めをしていた母親が60歳を機に独立して、ハウスクリーニングの会社を起業したんですよ。西宮市の夙川や苦楽園で順調に業績を挙げて、清掃業は人の役に立ついい仕事だよ、と私に耳打ちしてきましてね。
狩野 活動力のあるお母さまですね。それで自分もやってみようと?
杉原 はい。私も、もともと独立したい気持ちはありましたが、どんな仕事で勝負するかまでは頭になかったんです。それが、母といろいろ話すうちに、清掃業なら景気に左右されないし、人から感謝もされるから一番いいのではないかと思って、2018年にベルバリューを設立しました。
狩野 世の中がどっちに転んでも、清掃の需要はなくならないでしょうからね。それでは、業務内容を詳しく教えてください。
杉原 官公庁の施設や商業ビルや店舗の定期清掃、ホテルの客室清掃などがメインです。コロナ禍以降は、病院やホームセンター、カーディーラーなどの消毒・抗菌・感染症対策で忙しくなりましたね。あと最近は、二酸化塩素を用いた空間除菌剤の販売も始めています。
狩野 一口に清掃業といっても幅広いですね。昨今の消毒作業もどんな人たちがやっているんだろうと思っていたので、御社のような業者さんが手がけていることを知り、ひとつ勉強になりました。