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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

主体性を育む居場所で
子どもの発達をサポート

 

ルールを守って楽しみながら個性を伸ばす

 
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八木 お琴は指先を使う刺激が脳の発達を促しそうですし、習字は集中力が身に付きそうだなぁ。
 
谷口(安) おっしゃる通りです。最近は、計算やお金に興味がある子には、リアルにお金の数え方を教えたり、なんなら稼ぎ方を教えたりもします。ただ、いくら自由に過ごせるとはいえルールだけは守れる子になってほしいので、時間に関する決め事などはどの子にも徹底して教育するよう心がけています。
 
八木 それは親御さんにとっても安心でしょう。それでは、ことばラボさんについても詳しくお聞きしていきたいと思います。こちらは主に将崇さんが対応されているそうですね。ことば音楽療法とは一体どのようなものなんでしょう?
 
谷口(将) 日本語には昔から、わらべ歌に見られるような、ラ・ソ・ミの音を使った独特の抑揚があります。「はないちもんめ」などがそうですね。この抑揚をベースに日常語をリズムとメロディに乗せ、言葉の習得と発達を促すのが、ことば音楽療法なんです。リズムとラ・ソ・ミで言葉を音節に分解し、聴覚認知力の発達を促進すれば、自発的な発語がみられるようになると言われています。
 
八木 それは興味深いなぁ! 言われてみると、日常会話もリズムが大きく関係しているのかもしれませんね。
 
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谷口(将) はい。音楽療法士の資格を、私を含め4名が持っているので、言葉が出にくかったりはっきり喋れなかったりする子を対象に、発語の促進をサポートしています。ピアノを使い、メロディではなく言葉を音階にし、リズムに乗せて語る、というイメージですね。例えば、関西弁ふうに聴こえるように音楽に乗せて歌うなどしているんです。
 
八木 なるほど! 子どもにとっても、楽器の音とリズムに乗せることで楽しく学ぶことができそうですね。
 
谷口(将) 最初は「あ」「い」「う」など単純な発声から始め、できるようになったら「あか」「あお」など2音節に。さらに3文字、4文字と増やしていき、「鬼は怖い」といった2語文につなげていくんです。
 
八木 言葉の音一つひとつを大事にしつつ、発語につなげていくと。将崇さんは音楽療法士以外にも資格をお持ちだとか?
 
谷口(将) はい、アンガーマネジメントの資格を最近取得しました。というのも、怒りの感情のコントロールは発達障がい児や発達障がい児を持つ親にとって必要なことだと理解していますので。常に子どもたちにとって必要なことは貪欲に学んで取り入れていきたいと思っているんですよ。
 
 
 
 

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