
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
奈良 私は学生時代にラグビーをしておりまして、怪我を負うことが多く、整骨院にお世話になる機会が少なくありませんでした。そんなとき、肩こりに悩まされていた母から鍼灸師を目指すよう助言を受けたこともあり、資格を取るべく高校卒業後に専門学校へ進学したんです。鍼灸師と柔道整復師の資格を取得した私は、整形外科やスポーツトレーナーとしての経験を積んだ後、1998年に奈良鍼灸整骨院を開院しました。現在は、専門学校の講師も兼務しているところです。
八木 なるほど。デイサービスを立ち上げたきっかけも気になります。
奈良 整骨院では高齢になって筋力が落ち、怪我の回復が遅くなることに悩む患者様を数多くみてきました。そこで、お年寄りがもっと気軽に体を鍛えられる場所をつくりたいと考えた私は、実家で運営するプロパンガス販売会社に介護部門を設立しましてね。2010年からリハビリに特化したデイサービス事業を行っています。
八木 そのデイサービス事業について、詳しく聞かせていただけますか?

八木 確かに、驚くほど広大なスペースにたくさんのマシンが並んでいます。他のデイサービスでは見たことのないくらいの充実ぶりですよ! 奈良代表のおっしゃる通り、いくつになっても自力で動ける体を維持するのは大事なことですよね。それを実現しうる、“奈良メソッド”がどのようなものか、ぜひ教えてください。