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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

女性職人の活躍で叶える
顧客目線のリフォーム!

 

女性スタッフの目線をリフォーム業に活用

 
石黒 ぜひ、大森さんのご経歴もお教えいただきたいです。
 
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大森 私は理系の大学を卒業後、ガス関連の会社に就職し、リフォームの営業部署に配属されました。働いていくうちに現場での喜びを知り、アオイ設備工業であれば営業と現場の両方ともできるので、2年半ほど前に思い切って転職したんです。
 
石黒 興味深いご経歴です! 現場ということは職人も兼ねているということですよね。業界内で、まだ女性の職人さんは珍しくないですか?
 
大森 そうですね、基本的には男性が多い業界なので、まだまだ珍しいんだと思います。私としては、女性ならではの目線を現場に活かして、会社に還元できるよう努めているところです。
 
石黒 力強いお言葉で、倉持社長も心強いですね!
 
倉持 ええ。私が気付かない点を教えてくれたり、女性のお客様へ細やかな対応をしてくれたりと、日々本当に助かっています。
 
石黒 私も結婚し夫と住み始めて、男性と女性って多くの点でものの見方が違うことや、得手不得手があるのを実感しています。個人的な性格も関係するものの、どちらが良い・悪いではなくて、男女それぞれに特性があるので、倉持社長と大森さんが一緒に働くことで、相乗効果により素晴らしい成果が生まれそうですよね。
 
倉持 そういったプラス効果は多々ありますね。それに、日中昼間の訪問は主婦の対応がほとんどになりますから、そういった対応も、多くは彼女に任せています。
 
手入れのしやすさまで考えたリフォームを提案
手入れのしやすさまで考えたリフォームを提案
石黒 正直、男性職人さんに怖いイメージを持っている女性は多いでしょうから、大森さんによる女性客の対応もアオイ設備工業さんの大きな強みだと思います。胸の内では結果が決まっていても、誰かにそれを相談したかったり、背中を押してほしかったりする女性は多いはずです(笑)。ですから、ただ単に職人さんがきちんと施工すればいいというものではなく、色や素材の選択なども寄り添いながら相談相手になってくれて、同意が欲しいときに気軽に話せるような女性スタッフとサービスは貴重ですよ。
 
大森 例えばお風呂場など、交換時の全体の色味や普段のお掃除についてのご相談を多くいただきます。そうした場合も、お客様の好きな色と好みを丁寧にヒアリングしながら、「今後を考えるとこちらも良いですよ」と複数の選択肢を提供して同意を得ながら進めるようにしています。