
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
谷口 私は学生時代から野球に熱中しており、社会人となって商社に勤務しながら少年野球や社会人野球のチームでコーチ・監督も務めてきました。当時から野球と勉強の両立に悩む選手たちの一助になれないかと考えていて、自分の力で学びの場を立ち上げようと思って当塾をオープンし、2018年にこの八尾市に移転してきたところです。
狩野 一徳塾さんの指導対象は小学生と中学生とうかがいました。最先端のシステムで子どもたちの勉強を支援しているようですね。
谷口 はい、たとえ同学年でも子どもの理解力には個人差がありますよね。そこで当塾は無学年制として、時代を先取りしてICTを使った学習システムを導入しました。子どもたちには自分のペースで勉強してもらい、わからないところは個別指導で私が自ら教えています。曜日により通塾時間を変えたり、当日でも席が空いていれば時間の変更を可能にしたりするなどの仕組みも取り入れ、スポーツや習い事と勉強を両立してもらうことが当塾のテーマです。「文武は一徳」ですね。
狩野 それならテストの成績を上げるだけでなく、総合的に人間力を上げられそうです!
谷口 ありがとうございます。私は普段の面談で生徒さんと徹底的に話し合い、授業でもどうやったら勉強が楽しくなるかに自分で気付いてもらうことを重視していまして。これこそ、長年にわたる野球の指導で身に付けた谷口メソッドなんです。スポーツでも勉強でも、子どもたちは「ああしろ、こうしろ」と強制されるのは嫌なものでしょう。ですから私は子どもが自分の力で勉強の楽しさを知り、伸びていく指導に力を入れています。

谷口 おっしゃるとおりです。だからこそ当塾は、スポーツや習い事に夢中になる生徒に、学業も充実させられる環境を提供しています。これからも彼らが将来「有益な社会貢献」をするための準備を懸命にサポートしていくつもりです!
狩野 私は子どもの頃から野球漬けで、勉強が嫌いでした。その頃、一徳塾さんがあればよかったのにと心から感じています。ぜひ、今後も大勢の子どもたちを羽ばたかせてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
「勉強が嫌い」と言う子どもたちと向き合い、とことん話してみると、嫌いだと思い込んでいるだけということがほとんどなんです。そうした気付きを与えられると、私も嬉しくなります。仕事は社会貢献。そして勉強はそのための準備。そこに気付いてくれたら嬉しいです。
(谷口一徳)