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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

依頼者の心に寄り添い
ともに成長する弁護士

 
 
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水野 いやぁ、奥深いお話ですね。依頼者に寄り添った、親身な姿勢を大切にされていることが伝わってきます。
 
守谷 もちろん弁護士は、依頼者の方の気持ちが一番大事ですからね。その一方で、法律のプロとして、第三者目線の冷静な判断力も必要です。というのも、依頼者の方にとっては自分が見たこと、感じたことが唯一の真実ですが、その主張が裁判所にそのまま通用するとは限りません。例えば、本当にお金を貸したとしても、借用書がなければ裁判官はなかなかその事実を認めてくれないんですよ。
 
水野 「真実は神のみぞ知る」という状態では、いくら正直に話をしても信じてもらえないのですか。
 
守谷 そうなんです。だからこそ第三者の冷静な立場から、依頼者の方の要望や意向をどうやって実現していくかが大切で、依頼者の方とのコミュニケーションもとても重要になってくるんです。
 
水野 そのうえで、守谷弁護士が普段から心がけていることはなんでしょう?
 
守谷 頭を抱えて相談に来た方の表情が少しでも晴れやかになって帰っていただけるよう、たとえ30分の相談でも真摯に対応することでしょうか。
 
水野 短時間でも、そこまで本気で耳を傾けてくださるのはありがたいですよ。
 
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守谷 短い時間ですべての答えを出すのはさすがに困難な場合もあります。しかし、頭の中を交通整理して道筋を付けるだけでも、気持ちは楽になりますからね。ただ、トラブルが悪化してからだと解決はさらに大変になりますから、何かあった際は、病院でいう健康診断の段階で相談に来てほしいですね(笑)。
 
水野 予防医学的な考え方ですね(笑)。何か起きる前から相談すれば、傷も軽くてすみますもんね! 
 
守谷 おっしゃる通りです。そのために我々も、平田の教えや仕事観を継承しながらも、より皆さんに身近で相談しやすい存在になっていきたいと考えていますよ。
 
水野 お話をうかがって、守谷弁護士はとても気さくで話しやすく、何でも相談もしやすいお方だと感じました。これからも守谷弁護士ならではのお人柄で、いろいろな方のお悩みを解決していってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
いろいろな依頼者の方と関わって、お互いに成長していくことでしょうか。その中で、同じ価値観を持った方とのつながりが広がっていくこともあり、そんな瞬間が楽しみです。
(守谷俊宏)
 

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