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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

日本全国に業務を広げる
排水処理設備の専門会社

 

排水処理設備といえばディンク

 
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狩野 今年から専門業者になったという、排水設備処理に関する業務とは、具体的にどのようなことをするんですか?
 
礒部 段ボール工場向けに特化した排水処理設備の開発・設計・販売です。工場から排出される水を川や海へ返せるレベルに処理するためのシステムをお客様に提案、施工しているんです。会社の本拠地は大阪ですが、お客様は全国に広がり、これまでに400台以上の設備を納入させていただきました。段ボール業界では「排水処理設備といえばディンク」と認知していただいております。
 
狩野 それはすごいですね! その域に達せたのは、何か強みがあったんでしょうね。
 
礒部 根底には弊社のルーツがあると思います。インキ製造会社だった弊社は、常に環境負荷の改善を考えて、技術開発を行ってきました。その歴史が優れた排水処理設備を生みだせたのだと考えています。
 
狩野 確かに、御社の技術開発力は大きな特長なんでしょうね。先ほど見学させていただいたラボも、外見は町工場っぽいのに、中はすごくハイテクでした。中小企業とは思えない開発環境で驚きましたよ。
 
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スタッフと一緒に、現場仕事で汗を流す礒部社長
礒部 2019年に完成した自社ラボは、私の念願だったんですよ。だからそう褒めていただけて感激です。ラボでは排水処理の薬品実験や、設備の設計に必要な実験およびそのデータの分析を行っています。お客様の工場で採取した排水をサンプルに、きちんと処理ができるのかを検証するんです。また、開発に関しては、最近では排水処理の自動化に成功しました。
 
狩野 その、ハイレベルな技術力が御社の信頼を支えている要因の一つなんでしょうね。
 
礒部 排水処理システムを長く快適に使用できるように、納入後のメンテナンス、アフターサービスを充実させているところも評価いただいていると思います。
 
狩野 排水に関する優れたノウハウを有し、あらゆる排水のトラブルに対応するバックアップ体制も整っていると。お客さんも心強いでしょう!
 
礒部 日本全国に納入実績があり、地域特性も加味した提案や支援を行えますので、ぜひお気軽に問い合わせいただきたいですね。