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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

愛される企業づくりを
キャラクターでお手伝い

 

キャラ人気は、時間と露出量で生まれる

 
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鎮西 おもちゃメーカーに勤務されていた黒岩CEOが、製造ではなくキャラクタービジネスに特化した理由は何でしょうか?
 
黒岩 例えばプラスチックの製品は、つくるのに金型が必要になるなど、開発投資のコストがかかるんです。でも、キャラクターは基本的にイラストがあれば良いので、製造することに比べてコストがかかりません。そのフットワークの良さに注目したんです。
 
鎮西 それは意外です。イラストの使用料など、版権関連のコストも安くないイメージがありますよ。
 
黒岩 それは既存の人気キャラクターを使用した場合の話ですね。実は、キャラクタービジネスには2種類あるんです。1つ目は鎮西さんがイメージされたような、アニメや漫画など人気コンテンツのキャラクターを利用するパターンです。王道と言える方法で、権利を借りるコストやイラスト使用の細かいルールなど、実施するには高いハードルがあります。
 
鎮西 「あの人気キャラとのコラボ商品!」など、コンビニでもよく見かけますね。言われてみれば確かに大手企業が行っている印象です。
 
黒岩 そこで私がおすすめしたいのが、2つ目のキャラクタービジネス、「オリジナルキャラクターを用いるパターン」です。自分たちでキャラクターを成長させていく方法ともいえます。一時期ブームになったご当地のキャラクターは、このパターンでしょう。
 
鎮西 なるほど! 自分たちで一からつくったキャラクターだからデザインも好きなようにできて、使い勝手も良さそうです。
 
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黒岩 ただ注意すべきなのは、デザインに凝ればいいというわけではないところです。オリジナルキャラクターでは、「最初のイラスト制作費さえあればいい」という誤解も多いです。SNSなどで日々、情報を発信するなど、キャラクターを世の中に認知させるためには担当者の手間も含めたランニングコストこそ必要なんですよ。ここを認識されていないことが非常に多いです。
 
鎮西 つまり、キャラクターを成長させるための継続的な活動も必要というわけですね。
 
黒岩 その通りです。キャラクターの人気は、“時間”と“露出量”の掛け算でつくられます。例えばロングセラーのお菓子のパッケージに登場し続けたキャラクターは、時間をかけて認知度が高まり、後々グッズも販売されるようになりました。最初のインパクトだけでなく、地道な活動というのも、キャラクタービジネスで最も重要なんですよ。
 
 
 
 

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