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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

創業108年の漢方薬局 根本治療に全国から相談
中谷安心堂漢方薬局 代表 中谷吉孝

 
プロフィール 大阪府出身。祖父が1912年に中谷安心堂漢方薬店を創業。2代目である父の長男として生を受け、父の背中を見て育ち、自らも大学で薬学を専攻する。卒業後、薬剤師の免許を取得し、1989年に3代目を引き継いだ。商店街の身近な漢方薬局として営業を続けるかたわら、インターネットを活用し、全国からの相談・来店を受け付けている。根本治療が求められるアトピー性皮膚炎や精神疾患などの患者に厚く信頼されている。【ホームページ
 
 
 
中谷安心堂漢方薬局3代目の中谷吉孝代表は、患者にとことん寄り添う漢方処方がモットーだ。全国の悩める患者の相談に乗り、根本治療に真摯に取り組んでいる。漢方の効能を確かめるべく自分の病気・不調は自らの処方で治したという徹底ぶりには、信頼がおける。創業108年ながら、伝統と歴史を守るだけではなく、医学生の長男と共に東洋医学・西洋医学のコラボレーションを見据えて前進し続ける、未来志向の老舗である。
 
 
 

創業108年、地域を支えてきた漢方薬局

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪市西区にある中谷安心堂漢方薬局さん。地下鉄中央線・阪神なんば線九条駅から徒歩5分、風情を感じさせる新栄会商店街の中にあるんですね。お店のたたずまいからも老舗の重みを感じます。創業から何年くらいになりますか?
 
中谷 創業1912年なので、今年2020年で108年、祖父の代からこの場所で営業させていただいています。祖父の代では漢方薬の他雑貨、豆腐などさまざまな商品を販売し、紆余曲折を経て、2代目である父のとき、漢方専門店になりました。
 
畑山 100年以上も、地域を支えながら愛されてきたのですね。人によってはお店を継ぐことに抵抗を感じる方もいるでしょう。3代目に当たる中谷代表はどうでしたか?
 
中谷 ここの長男として生まれ、3代目になることを自然に自覚していました。父にうまいこと丸め込まれた感じですね(笑)。躊躇なく薬学部に入学し、漢方の勉強と研究に明け暮れましたよ。
 
畑山 薬学部卒業というと、薬剤師の資格をお持ちだと思います。診察後に薬を処方してくれる一般的な薬局の薬剤師さんと、資格に違いはあるのでしょうか。
 
中谷 実は特にないんです。薬剤師免許は国家試験枠の中で、ひとくくりに分類されているんですよ。
 
 
 
 

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