ゼネコンや外資系ファンドと遊休地を開発

インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
勝田 ありがとうございます。弊社の業務はゼネコンさん、設計事務所さん、不動産業者さんと打ち合わせをする機会が多いので、このように十分なスペースがあることが欠かせないんですよ。
畑山 それではさっそく、その気になる事業内容を教えていただけますか。
勝田 弊社の事業は不動産活用とビジネスコンサルティングで、自社で仕入れた土地を整地してゼネコンさんに売却し開発を進めています。わかりやすい例でご説明すると、休眠中の田んぼが並んでいる土地を地権者の方から買い集めてきれいにならし、販売先のゼネコンさんと共同で物流倉庫を立ち上げるなどしているんです。案件のほとんどが大規模な開発なので、各地の自治体とも密接に連携する必要があるんですよ。
畑山 それほど規模が大きい仕事は誰にでもできるわけではありません。勝田社長はどのようなご経歴を経て、今の仕事を手がけるようになったんでしょう。
勝田 私は奈良県出身で、大学卒業後は大手ハウスメーカーに就職しました。そこでは住宅販売の営業職を希望していたのですが、なぜか建築事業部に配属されて郊外型事業用施設用地の開発が始まったんです。