建設業界の“もったいない”を解決するアプリ

インタビュアー 矢部美穂(タレント)
川本 TEBU-KUROは建設現場で余った材料や端材、工具などを、欲しい人と譲りたい人がマッチングできるアプリです。余ってしまった材料などはそのまま廃棄されることが多いため、“もったいない”という悩みを解決するために開発しました。いわゆるフリマアプリの建設業界版のように考えていただければ、イメージしやすいかもしれませんね。
矢部 それはわかりやすいですね! でも、建設現場で使用する材料や道具はそんなに余ってしまうものなんですか?
川本 材料が足らなくなって作業が止まることを想定し、あらかじめ多めに取り寄せる場合や、ロットと言って特定の単位ごとに注文しなければならない場合、例えば実際は10個だけ必要でも100個単位でないと購入できないという材料などが、使用されずに余ることが多々あるんですよ。
矢部 なるほど。そうなると、このアプリが活用されるとエコにもつながりますよね。このアプリは建設業者さん専用なんでしょうか?
川本 建設業の方はもちろん、趣味でDIYをされる方など、どなたでもご利用いただけます。ホームセンターでは売っていないような専門性の高い材料や道具が出品されていれば、一般の方もそれを見て購入していただけますし、プロの職人の方や現場監督の方なども自分が欲しい道具や建材があればご購入いただけますよ。