
インタビュアー タージン(タレント)
飛鳥居 はい。私は大学時代から、サークル活動やゼミ等で、事件物件の非訟および訴訟関係、どうしたら不良債権を活用できるかを考えていました。卒業後は大手不動産会社に勤めるうちに通り一遍の業務に物足りなくなり、より広範囲の業務を、と考えて起業したんです。人がしないことを常に考えて皆が嫌がることを率先し、仕入れから販売までやりきることを信念に、どんな逆境にも耐えながら失敗を恐れず不具合修正を糧に勉強して乗り切り今に至ります。
タージン 常に志高く、事業に邁進なさってきたのですね。Webサイトに記載されている「不動産再生流動化」についても教えてください。
飛鳥居 不良債権を活性化させ、目に見える問題を修復・整理して市場に蘇らせるんです。私は勤務時代から不良債権を何万件と見ており、不動産再生流動化に黎明期から取り組んでいます。具体的にはバブル崩壊後の日本経済と需要と債権者(抵当権の実行)との絡みを研究し、1992年から期間入札に参加しました。当時はほぼ独壇場状態だったものの、保証額の放棄を要求されたり、土足で自宅に乗り込まれたりと不安も多く、そんな中でも強い意志を持って困難を乗り越えてきました。
タージン 素晴らしい。御社はまさに業界の先駆者なのですね! それにしても、利権が絡む人と物件を見極めるスキルが試されますね。

タージン 不動産の背景には、さまざまなシーンがあることを知って驚きました。
飛鳥居 不良債権にも、家の片付けから始まり、リフォーム、販売と、展開にドラマ性があります。不動産で“ゼロから生み出す”ことに一貫して関われるのが、この仕事の面白味ですね。業務は、経営理念を実現するための仕事の流れです。今後、関西2府4県の営業エリアを広げ、中国エリア・東海エリアにも支店を構えたいと思っています。そのためにも、能動的に動いて新しいアイデアを出せる人材を増やしていきたいですね。
「仕事を楽しむ」とは‥
業務が忙しくなるにつれて覚えることも増えて領域が広がり、スタッフが生き生きと活躍する躍動感の享受は楽しいですね。社外の交流も多いく、「あの時の提言を実行したから成長できました」と聞くのが私の生きがいです。
(飛鳥居淳)