
インタビュアー タージン(タレント)
山野 大阪国税局管内の税務署で38年間勤めました。現職のときは一貫して法人課税部門で調査事務を担当していました。多くの経営者と接することで、成功の秘訣や困難の切り抜け方なども学びました。
タージン なるほど。業務をこなすだけではなく、長年の実務経験からさまざまなことを学ばれたと。当然ながら長年の税務調査の経験は、今回の開業にも活きてくるのでしょうね。
山野 そうですね。今後は、税務相談・調査対応はもちろんのこと記帳・申告業務についても、お客様に寄り添ったサポートをしたいと考えています。見方を借りれば、税理士業務はサービス業ですから。
タージン 税理士の仕事をサービス業と考えておられるのは、とても興味深いですね。親身に寄り添ってくださる感じがして、お客さんはありがたいと思います。具体的に、どのようなことにこだわっておられますか?
山野 お客様から依頼されたことだけをこなすのではなく、私はその一歩先を考えて提案をするように心がけています。例えば、山で道に迷ったときにそのまま進むべきか、引き返すべきか、あるいはその場で待機すべきか? その判断の手助けをする。そのために何より大切なことはお客様に理解していただき、さらに納得してもらうことです。

山野 そのとおりです。お金は命の次に大事なものと言われていますし、お客様も私も腹を割って話すことがとても重要になってきます。腹を割ってコミュニケーションをとれば、自然と信頼関係も築けるものです。そのためにも、私はお客様が話しやすい対応を心がけています。
タージン 税理士さんというと、お堅いイメージがありました。しかし、山野代表は確かにアットホームでとても話しやすい雰囲気ですね。ぜひ、そのスタンスで、これから多くのお客さんをサポートしていってくださいね!
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の一人勝ちを考えるのではなく、誰もが丸く収まるようにすることです。お互いが少しずつ妥協して、共存共栄することを意識しています。
(山野浩史)