
インタビュアー 宮地真緒(女優)
大河内 実は、もともと私は宮地さんと同じ俳優だったんですよ。ただ、自分の場合はたまたま友人に誘われて芝居を始めただけで、心の底から望んで進んだ道ではありませんでした。そこで22歳のときに引退し、その後はさまざまな営業職を経験したんです。中でも長かったのは新聞販売店のセールスですね。その仕事で住宅地を歩き回るうちに、空き家の多さに気付き、「もっと有効活用できるのではないか」と考えたことで、この事業で起業を決意しました。
宮地 もともと俳優だったとは、驚きました。お話からすると、大河内代表ご自身は、職人さんというわけではないのですね。

宮地 私は以前、残暑の厳しい季節に自宅のエアコンから水が漏れるようになり、あわてて修理業者さんに電話をしたことがあります。でも、来ていただけるまで二日もかかってしまったんですよ。そんな状況でもスムーズに対応してくださるRE-STAさんの存在は頼もしい限りですね! それでは、RE-STAさんのもう一本の柱である空き家再生事業について、あらためて詳しい内容を教えてください。
大河内 先ほどもお話ししたように、近年は少子高齢化の影響で空き家が増え、社会的にも大きな問題になっていますよね。誰も住まなくなった住宅は解体するにも費用がかかるので、どうしてもそのまま放置するオーナーさんが多いんです。しかし、それでも固定資産税などを払うので持っているだけで赤字になる。この悩みを解決するため、弊社は独自の仕組みで空き家の再生をサポートしているんです。