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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家族の思いに寄り添い 故人を偲ぶ遺品整理
CLEAN ASSIST 代表 伊藤輝夫

 
プロフィール 滋賀県出身。長年建築業界で働くも、長引く不況により転職を決意。米問屋で配達員として働く中で、多くの整理整頓ができていない家を見てハウスクリーニングの仕事に興味を持つ。遺品整理と特殊整理の仕事を自身の天職と考え、米問屋を退職。遺品整理会社で修業し、2017年にCLEAN ASSISTを開いた。顧客に寄り添った遺品・生前整理、特殊清掃を手がけている。【ホームページ
 
 
 
遺品・生前整理、特殊清掃を中心に、住まいをきれいにするさまざまなサービスを手がけるCLEAN ASSIST(クリーンアシスト)。代表の伊藤輝夫氏は「きれい好きな自分にとって、清掃の仕事は天職だ」と胸を張り、故人や遺族の思いを汲み取る丁寧な作業をモットーにしていると語る。思い出の手紙を読み返しながら、日々、まっさらな気持ちで現場に出続ける伊藤代表に、同社ならではの取り組みや感動のエピソードをお聞きした。
 
 
 

米の配達でハウスクリーニングに興味

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 滋賀県彦根市で遺品・生前整理、特殊清掃を手がけるCLEAN ASSISTさんにお邪魔しています。家財整理やゴミ屋敷の片付け、ハウスクリーニングなども含めさまざまな事業を展開する伊藤代表は、これまで、どのようなご経験を積んできた方なのでしょう。
 
伊藤 私は滋賀県長浜市の出身で、社会人の一歩目は建築業界の仕事でした。長年働き続けたものの、長引く不況でどんどん給料が減り、転職を決意しまして。次に選んだ会社は米問屋でした。言うまでもなく、お米屋さんに勤めれば食いっぱぐれることはないだろうという判断です(笑)。
 
畑山 それは、合理的なお考えだと思いますよ(笑)。でも、そこからどのような道のりを経て遺品整理に辿り着いたのでしょう。
 
伊藤 私は米問屋で配達を担当しており、いろいろなお宅を拝見してきました。その中には、お届けした米を置く場所もないほど散らかったご家庭も多かったんですよ。ゴミ屋敷という言葉はよく聞きますよね。社会問題にもなっている現象を実際に自分の目で見たことで、私はハウスクリーニングに興味を持ち、これを仕事にできれば楽しいだろうと考えるようになりました。