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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

窓ガラスコーティングで 障がい者に収入と達成感
株式会社ジルベルト/一般社団法人障がい者支援事業所 神戸コーティング施工協会 代表取締役 福田裕士

 
プロフィール 兵庫県出身。兄が知的障がいを持っていたことで、幼少から福祉の仕事を意識する。大学を卒業後は呉服店や不動産会社に勤務。その後、26歳のときに就労継続支援A型事業所を運営する(株)ジルベルトに転職した。福祉業界に一石を投じようと入社半年で会社を買い取り、事業を改革。店舗の窓ガラスをコーティングする「神戸コーティング」などを手がけ、障がい者の高収入を実現している。【ホームページ
 
 
 
商品の袋詰めなど、低賃金の仕事ばかりになりがちな障がい者就労支援事業の作業所。その現実に風穴を開ける活動を続けているのが、神戸市で就労継続支援A型事業所を運営する株式会社ジルベルトだ。代表取締役の福田裕士氏は、店舗の窓ガラスをコーティングする「神戸コーティング」で高賃金の仕事を実現。設立した協会を通じて全国に波及させ、障がい者福祉のレベルを上げ意識改革を進めようと意欲を燃やしている。
 
 
 

入社半年で福祉事業所を譲り受けた

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 兵庫県神戸市で就労継続支援A型事業所を運営する株式会社ジルベルトさん。福田社長が福祉の世界に飛び込んだきっかけから教えていただけますか。
 
福田 私は兄が重度の知的障がいのため、子どもの頃から福祉が身近な存在でした。大学を卒業すると、半年ほどフリーターをしながら将来について考え、まずは1年ほど呉服店に勤務したんです。しかし、兄の面倒を見るために「もっと稼ごう」と思い不動産会社に転職しました。そこで出会ったお客様が福祉事業を行っており、その印象があまりにも暗く、兄の将来が本当に心配になり、弊社で働き始めたんです。
 
タージン 福田社長は、もともとジルベルトさんのスタッフだったんですね。
 
福田 はい。でも、入社半年後には私が弊社を買い取ることにしたんですよ。
 
タージン それは思いきった行動ですね! 何が理由だったのでしょうか。
 
福田 私は入社すぐに、当時の代表の態度に衝撃を受けたんです。まるで障がい者に対しての興味関心・思いやりがなく、お金としか見ていない。この業界にそのような事業主が大半であると知ったときは、嫌悪感で胸がいっぱいになりました。現状を目の当たりにして居ても立っても居られなくなり、自分の力でこの環境を変えたいという一心で、弊社を買い取ることに決めました。
 
 
 
 

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