安心して働ける環境を実現するため法人化

インタビュアー 矢部みほ(タレント)
立木 私はこの茅野市に生まれ育ちました。もともと実家が建設会社を経営していたんです。私も子どもの頃から当時の代表だった父だけでなく、一緒に働いていた叔父や兄たちの仕事を間近で見てきました。そして、16歳でその会社に就職したんです。その後、20代半ばになって独立心が芽生え、「30歳までに起業する」と決意し、意欲的に腕を磨いてきました。それから、ちょうど30歳だった2011年に個人事業主として独立したんです。おかげさまで、なんとか目標を達成することができました。
矢部 個人事業主ということは、施工も営業もお一人で頑張ってこられたわけですか?
立木 そうですね。自らハウスメーカーさんへ足を運び、「とにかく1軒だけでも工事をさせてください」とお願いして回りました。そうして、少しずつ実績を積み上げるうちに、ありがたいことにお取引先も増えていったんです。
矢部 立木社長の努力が実を結んだんですね! それでは、株式会社大翔建設さんを立ち上げたきっかけはなんだったんでしょう?
立木 スタッフも売り上げも順調に増えたことで、スタッフが安心して働ける環境を整えたいと2013年に法人化し、弊社を設立したんです。独立した当初は、とにかくお金を稼ごうと必死でした。でもいつしか、スタッフやその家族の生活を最優先で考えるよう意識が変わっていったんです。