奇跡のハーブ「マンジェリコン」

インタビュアー 矢部みほ(タレント)
梅田 沖縄の石垣島に生育する植物で、まだ医療機関が十分でなかった時代から現地の方々の健康を支え、「奇跡と驚異のハーブ」と言われています。マンジェリコンおよび沖縄マンジェリコンと呼ばれるボルトジンユは、現在でも石垣島の高齢者の間ではお茶や料理に使われ、重宝されているんですよ。
矢部 すごい! 長寿の島で、長年親しまれてきたハーブなんですね。
梅田 はい。ボルトジンユは沖縄では本州のタンポポのようにポピュラーな植物ですしね。当研究所では、このハーブ特有の香りを活かし、人畜無害の害虫除けとしてもおすすめしています。室内に置くとコバエやゴキブリ除けになるので、キッチンにぴったりです。屋外に置いて、野良犬や野良猫など鳥獣対策にもいいでしょう。ただ、関東地方から北ではマンジェリコンはほとんど流通していません。最近はネットでお茶の販売も増えたものの、多くは生の葉からエキスを抽出したタイプです。苦味が強く、葉の表面に付着したほこりなどを考えると、衛生的にも気になります。そこで、自家栽培したマンジェリコンを乾燥させて茶葉にしました。私自身がマンジェリコンのお茶を愛飲する一人なので、最も飲みやすい方法を研究したんです。
矢部 乾燥茶葉なら保存もききそうだし、衛生的ですね!