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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

デジタルツールの導入で
新しいスタイルの療育を

 

障がい者の社会進出をトータルでサポート

 
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狩野 それでは、こちらの事業所の特色について、うかがいます。まず、とにかく目を引くのがあちらの大きなモニターです。あれも療育に使うんですか?
 
森 はい。当事業所では、デジタルツールを導入し、楽しく学べる環境を提供しています。あちらの大画面をタッチパネルにして使う「CoCoRoMaP」は集団トレーニングに使用しています。子どもはデジタルツールに対する関心が強いので、上手に活用して全身を使って、頭で考えながら楽しく療育を受けることが可能です。その結果を受けて個別療育か、集団療育か、どんなアプローチが有効かのプランを立てます。
 
狩野 一人ひとりに適した療育を施してくれるわけだ。
 
 はい。その他、タブレットを用いた認知テストの、「脳バランサーキッズ」も実施し、発達の特性や偏りに合わせたトレーニングや、得意分野を見つけて伸ばしていく療育も行います。もちろん、運動を通じてコミュニケーション能力や社会性を身につける療育も実施していますよ。
 
狩野 体を動かすことで、脳で考えたことと体の動きがうまく一致するようになるというのを、介護予防のお話で聞いたことがあります。充実した療育プランを行う中で、今後の課題などがあればお教えてください。
 
森 近年、小学生くらいまでのケア体制は大分充実してきましたが、それ以上の年代へのケアはまだまだ不十分で、大人になっても、一人で電車に乗るのにも苦労してしまう方もいるんですよ。そこで今後は、相談支援事業所を立ち上げたいです。そして、就労継続支援A型、B型の施設の運営なども検討していきます。子どもたちが大人になったときに、社会生活を送れるように成長するまで面倒をみてあげられる体制を構築していきたいです。
 
狩野 社会人として自立した生活を送れるようにケアする体制にしたいと。親御さんにしてみても、そこまでしてくれると助かるでしょうね。
 
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 障害を抱える本人、そしてご家族をサポートし続けたいです。私たちは、「子どもの障害に捉われず、その子自身を見よう」と考えています。例えば、自閉症の子に対して、自閉症用の療育だけをしても、効果は期待できません。大切なのは、診断を鵜呑みにするのではなく、その子に最適なケアをすることです。当事業所のテーマは、「障がい者でも、社会に進出しよう」。そのためにも、自分たちから情報を発信して障がい者が特別視されず、共に生きるのが当たり前の世の中をつくりたいですね。
 
狩野 なるほど。一般に広く発信することも大切なんですね。デジタルツールを駆使した新しい療育を導入されたように、これからもぜひ新たなる挑戦をし続けてください! 応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
良い意味で、趣味でやっているという気持ちで取り組んでいますね。ですから、楽しいですよ。
(森達彦)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 児童発達支援・放課後等デイサービスすまいるぱれっと
■ 所在地 〒574-0004 大阪府大東市南楠の里町14-26 イーストコート101
■ 事業内容 児童発達支援・放課後等デイサービス事業
■ 設立 令和元年10月
■ ホームページ http://smilepalette.com
 
 
 
 

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