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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ITを活用して終活や 供養を徹底サポート
yn-net 代表 西岡恭史

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 ITを活用した終活・供養サービスを提供するyn-net(ワイエヌネット)の西岡代表。事業を始めた経緯を教えてください。
 
西岡 身内の死がきっかけでした。突然の別れで慌ただしく、葬儀やお墓の情報をインターネットで探せたら便利だなと思ったんです。そこでSEとして働きつつ、大学や大学院などで経営等の勉強をして独立しました。
 
杉田 ホームページには「供養コンシェルジュ」とあります。これは具体的にどんな存在なんでしょう?
 
西岡 供養に関わる総合的なお世話係です。お客様に寄り添い、供養にまつわるさまざまな悩み、心配事をうかがったうえで専門家が必要かなどを見極め、次に何をすればいいのかなどをご案内いたします。例えば、お墓の準備ですと、自動搬送式納骨堂など最先端のものも紹介していますよ。
 
杉田 IT業界出身だから最先端の情報に強いんですね。他にはどんなサービスをしているんですか?
 
西岡 iPadを活用した高齢者向けの認知症予防の脳トレ教室ですね。最初は「iPadなんて難しいよ」とおっしゃる方でも、すぐ覚えて楽しんでいますよ。また、「Happy Ending」カードを利用した終活サポートもしています。「お墓の準備ができているか」などと書かれたカードを1枚ずつ見ながら、Yes・Noで回答していただくんです。
 
杉田 具体的にやるべきことを明確にするわけですね。
 
西岡 ええ。将来的にはインターネット上でもできるサービスにしたいですね。また、画像などのデジタル遺品の整理をはじめ、SNSと連動した終活も広めたいです。
 
杉田 亡くなった方のスマートフォンのデータをどうするのか、利用していたSNSのアカウントを削除したくても、パスワードがわからないとか、デジタル遺品の問題は、今後ますます増えそうですもんね。
 
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西岡 はい。適切なアドバイスを行っていきます。今後は対面だけではなく、ITやSNSを活用した相談にも乗りたいですね。そのために、質問を受けてすぐに回答できるシステムづくりをすることが目標です。
 
杉田 時代に合ったサービスだと思います。私も母を看取った経験から、エンディングに向けた準備は大切だと感じました。西岡代表もご自身のご経験をもとに、これからも多くの方をサポートしてください!
 
西岡 はい。高齢者中心のサービスですので、福祉業界とのご縁も大切にしながら、今後は自力で外出できない方の対応にも努めます!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
終活を通じて福祉業界に関わっていると、いろいろな方と知り合えて情報交換ができて、そこが楽しみになっています。ITの知識を求めている方もいるので、その部分でもお役立ちできたらいいですね。
(西岡恭史)
 

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