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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

向上心あふれる屋根職人 伝統と現代の技術を習熟
フゴノ瓦店 代表 畚野明憲

 
プロフィール (ふごの とものり)奈良県出身。京都府の大学に在学中、瓦屋根工事のアルバイトを始める。卒業後はアルバイト先の会社に就職し、働きながら2年間、職業訓練校であらためて屋根工事を学んだ。瓦屋根工事技士、瓦屋根診断技士、1級かわらぶき技能士など多数の資格を取得する。2006年、30歳でフゴノ瓦店を立ち上げた。技能グランプリ等にも出場し、2014年には「京都府青年優秀技能者奨励賞」を受賞している。【ホームページ
 
 
 
屋根工事一筋の畚野明憲氏が代表を務めるフゴノ瓦店。和型の瓦屋根工事を中心に、屋根の施工なら何でもこなす頼れる存在だ。会社設立に至った理由は、転職を決意し30歳で会社を退職した後も、知り合いからの屋根工事の依頼が止まなかったからだという。その背景には、畚野代表の技術力の高さと誠実な人柄があるに違いない。屋根工事に人生を捧げる畚野代表に、職人としての目標と終わりなき追求心を語ってもらった。
 
 
 

大学1年で瓦屋根工事のアルバイトを始める

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 京都府を拠点に、屋根工事を手がけられているフゴノ瓦店さん。本日は実際の工事現場にお邪魔しています。畚野代表は瓦屋根工事技士、瓦屋根診断技士、1級かわらぶき技能士などさまざまな資格を取得されているそうですね。この仕事はいつから?
 
畚野 大学に在学中、1年生のときに瓦屋根工事のアルバイトを始めました。今年2019年で43歳になるので、かれこれ25年になりますね。大学卒業後はアルバイト先に就職し、働きながら2年制の職業訓練校に通って技術を習得しました。
 
狩野 それからずっと、同じ会社に勤められていたのですか?
 
畚野 はい。独立するまで、そこで経験を積みました。
 
狩野 大学生時代から起業まで、就業先が1社だけとは、なかなか聞かない稀有なご経歴ですね。仕事は楽しいことばかりではなかったと思います。継続する力を持つ忍耐強い畚野代表のお人柄が伝わってきますよ。もともと独立を考えておられたのでしょうか。
 
畚野 いいえ。当時は仕事に追われ家族と過ごす時間も少なかったので、30歳を機に異業種へ転職を考え、退社したんです。ところが、退社後も近所の方や妻の親戚から屋根工事の依頼が相次ぎ、個人事業主として対応していたところ、取引先も増えたので自然の流れで会社設立に至りました。
 
狩野 自分の意思というより、周りの期待に添う形での起業だったのですね。畚野代表が一途に屋根工事に向き合う姿を見ていた方がたくさんおられたんでしょう。信頼されているのがよくわかりますよ。
 
 
 
 

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