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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建築の難関資格に挑戦し
スタッフの成長を応援!

 

現場で認められることが一番の営業になる

 
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経営者は現場での技術も営業力も重要になる
 そこまでスタッフの面倒を見てくれる経営者は、なかなかいませんよ。取締役として、葉石専務はどんな勉強をしている最中なのでしょうか。
 
葉石 従来通り、職人として現場で技術を磨くと共に、和久田の営業や打ち合わせに同行し、経営について学ぶことが多いですね。
 
 なるほど。これまでは職人として現場の作業に精通してきた。そして今は独立に向け営業力を磨き、クライアントと交渉する技術を勉強しているところなんですね。建築の仕事は現場と経営がまったく異なります。その両方を学べるとは、素晴らしい経験をなさっていると思いますよ。和久田社長とも、とてもいい関係を築いているのではないでしょうか。
 
和久田 まあ、私の夢は「和久田さんは、もう会社に来なくていいです」と言われることですからね(笑)。
 
 そんな夢を掲げる経営者も珍しいと思いますよ(笑)。葉石専務は、監督と選手の間でチームをまとめるキャプテンのような立場。上と下の両方とコミュニケーションを取ることが必要です。とても難しいポジションだと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいですね。
 
和久田 コミュニケーションといえば、最近の若者は「飲みに行こう」「飯に行こう」と誘っても、ついてこないことが多いんですよ。
 
 それはサッカー界を含め、どの業界も同じですよ。今の若者は、先輩からの誘いより、自分の気分や予定を優先する。酒を飲まない人も増えているから、淋しいですね。
 
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和久田 先輩と一緒に飲みに行ったり食事に行ったりすると、取引先の方とお会いすることにつながって、人脈を築くきっかけになる。それを断るというのは、コミュニケーション能力を高める機会を逃すことにもなると思うんですよね。
 
 確かに、いくら技術が高くても、コミュニケーション能力がないとなかなか仕事は広がりません。逆に基本的な技術がしっかりあって、さらに人付き合いもうまいとなれば、いくらでも仕事が取れそうです(笑)。だから毎日とは言わないけれど、人付き合いの仕方を学ぶためにも、できるだけ先輩に誘われたらついて行ったほうがいいんですよね。