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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 佐賀県出身。高校時代はラグビー部に所属。社会人3年目の年に国内大手の物流会社に勤務し、日本郵便(株)との折衝などを行っていた。その後、会社の先輩と郵便事業を立ち上げ、丁寧な仕事ぶりにより、郵便局との信頼を築いた。独立を経てメールセンター(株)の代表取締役に就任後は、積極的な職場環境づくりと、時勢に則したコンプライアンスの強化を実施。パート従業員の教育にも力を入れ、迅速かつ正確な仕事を実現している。【ホームページ
 
 
 
企業にとって欠かせない、宣伝・広報活動。ダイレクトメールや問い合わせに応じて資料発送をするなど、郵便を利用するケースは多い。しかし、自社で作業をまかなおうとすると、封入や宛先の記入・貼付などの作業量が増加し、発送物の保管などの業務も発生する。その手間を一手に担うのが、メールセンター株式会社だ。予算や戦略に応じた企画・制作から発送まで一貫して行う同社の仕事ぶりについて、有場正人代表取締役にうかがった。
 
 
 

郵送にかかるコストが3分の1に!

 
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インタビュアー 三浦淳寛(サッカー元日本代表)
三浦 本日はダイレクトメールの封入・発送を代行されているメールセンターさんにお邪魔しています。聞くところによると、有場社長は佐賀県ご出身だとか。
 
有場 そうなんです。三浦さんも九州ご出身ということで、今日はお会いできるのを楽しみにしていました。
 
三浦 同じ九州出身者と聞くと、それだけでなぜだかわかり合える気がしますよね。ただ、業務内容は耳慣れないので、そこはぜひ詳しく教えてください(笑)。
 
有場 当社では、ダイレクトメールや封筒などをお客様からお預かりし、中身を封入したり郵便番号順に仕分けを行ったりしたうえで、郵便局へ持ち込むなどの仕事をしています。ご依頼いただければ、住所シールの作成・貼り付けといった郵便物制作の手間が省けるのに加えて、コスト削減にもつながるんですよ。例えば個人では150gのゆうメールといった冊子小包みを送るのに1通180円かかるところを、当社なら件数によっては1通税別64円で行えます。
 
三浦 3分の1じゃないですか! なぜ、そんなに安い価格を実現できるのですか?
 
有場 多い時で月間70万通も取り扱っているので、郵便局との交渉で特別料金にしてもらえているんですよ。
 
三浦 なるほど、メールセンターさんが作業を一手に担うことで、郵便局側の作業が楽になり、その分価格を抑えられるんだ。依頼主、郵便局、御社と三者共にメリットのある、良い事業ですね。