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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

英語を学べる保育で
子どもと世界を橋渡し

 

働く女性をバックアップしたい

 
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山田 お母さんの中には、長時間子どもを預けざるを得ないことに後ろめたさを感じている方もいるんです。私自身もずっと働いてきましたので、子どもと過ごす時間を充分にとれないことを申し訳なく思う気持ちは理解できます。でも、そういうお母さんにはこう言ってあげるんですよ。「愛情は量ではありません。質ですよ」ってね。つまり、子どもといられる時間は短くても、その短い間に精一杯の愛情をかけてあげればいいと思うんです。
 
名高 その通りだと思います。働く女性が後ろめたさを感じる必要なんてない。子どもだって一生懸命働く母親のことを嫌いにはならないはずですよ。
 
山田 そうですよね。もちろん、子どもを育てながら働くのは大変なこと。私自身も経験があるのでわかります。ですが、やるからには一生懸命働いて、自分が輝いていなければ、子どもも輝けないものです。だから、できる限り働く女性をサポートし、安心して働ける環境を提供してあげたいですね。
 
名高 そのような考えの保育園が全国に広がれば、グローバルに活躍できる人材がたくさん育っていくと思います。今後、どのような事業展開を描いておられますか。
 
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山田 幼いうちからしっかりと英語を学ぶ環境を与えてもらえる子どもの数は限られています。でも、当園のような英語保育園が増えれば、誰でも日常的に英語や外国人に親しめる環境がつくれると思うのです。今後は外国人教師を受け入れてくださる保育園を増やしたり、あるいは当社に保育園運営を委託してくださる企業様を増やしたりすることで、日本の英語教育のレベルを上げていきたいですね。近い将来、外国人スタッフを配置した新しい形の「プレイランド」をつくりたいと思っているんですよ。
 
名高 プレイランドって、商業施設などに設置してあるキッズコーナーのことですよね。たくさんの風船があったり、巨大な滑り台があったり。
 
山田 そうです。既存のプレイランドは日本人スタッフが見守るだけですが、外国人スタッフだと英語でコミュニケーションができるでしょう? 外国人はとても面倒見の良い方が多いですし、スタッフとして向いていると思うのです。また、保護者同伴が利用条件のプレイランドも少なくありませんが、一時預かりの保育所のように、お子さんを預けた後は保護者の方が自由な時間を取れるような施設にしたいですね。
 
名高 それは素晴らしい考えだなぁ。親御さんも喜ぶし、子どもたちも自然と英語を学べるわけだから。これからのご活躍にも期待していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分自身が楽しもうという姿勢を持つこと。10年先のことを見据えながら今、目の前に起こっていることに真摯に立ち向かい達成感を得ること。これが私の仕事の楽しみ方です。
(山田加代子)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社ジョイサポ
 ■ 本社 〒104-0061 東京都中央区銀座2-12-3 ライトビル3F
 ■ 事業内容 イベント保育の請負/事業所内保育所の請負/直営保育園の運営/外国人英語教師の派遣/コンサルティング業務 他
 ■ 設立 平成22年6月
 ■ ホームページ http://joysuppo.co.jp
http://enfuny.com