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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

技と対話で導く最適解
ぬくもりあるリフォーム

 

家族のために努力したことが今につながる

 
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畑山 野村社長は、先ほどおっしゃっていた一般住宅などのほかにも、さまざまな建物の工事に携わってこられたそうですね。
 
野村 そうなんです。旅館や神社仏閣といった、歴史ある建築物に関わる仕事もさせていただいてきました。そのような現場は、建物の雰囲気や意匠など、細かい部分まで求められるレベルが高いんです。だからこそ、見た目の美しさや空間全体のバランスも意識しながら施工しています。そうした経験の積み重ねが、現在の仕事の幅の広さや質の高さにつながっていると感じていますね。
 
畑山 なるほど。歴史のある建物ですと、一般的な住宅以上に繊細な感覚が求められそうです。
 
野村 おっしゃる通りです。年季の入った古い建物には、その建物ならではの空気感がありますし、修繕工事などで新しい部材に取り替える際など、普通に施工しただけでは違和感が出てしまうこともあります。だからこそ、素材の選び方や見せ方なども考えながら進めていく必要があるんです。そのような経験もあって、設計やデザインの段階からお客様にご提案できるのは、弊社の強みの一つだと考えています。
 
畑山 先ほどの話にもあったように、お客さんの要望を取り入れて提案するために、お客さんとのコミュニケーションもかなり大事にされている印象があります。
 
野村 はい。お客様の本音を引き出すことが何より大切です。話を重ねる中で、お客様自身も気付いていなかった理想が見えてくることもあります。一緒につくり上げる、その過程を大事にしています。
 
畑山 その姿勢は素晴らしいですね。それにしても、若くして独立なさってからここまで続けてこられた背景には、相当な覚悟もあったのではないでしょうか。
 
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野村 そうですね。私は19歳で独立したので、周囲から見れば早かったと思います。でも、若いからこそがむしゃらに頑張れた部分もありましたし、何より家族の存在が大きかったですね。妻や子どももいますので、やはり私が家族を守らねばという思いが強くありました。
 
畑山 その気持ちはよくわかりますよ。私も現役時代には、家族の存在が大きな支えでしたし、「守るものがあるから頑張れる」という感覚は何度も味わってきました。
 
野村 本当にそうですよね。自分一人のためだけでは、心が折れてしまう時もあるかもしれません。でも、家族や子どものことを思うと、踏ん張れるんです。そうやって積み重ねてきた経験が、仕事への責任感にもつながっていると思います。これからも技術も提案力ももっと磨いて、お客様にも家族にも胸を張れる仕事を続けていきたいですね。