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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

伝統と革新を融合する
3代目住職のチャレンジ

 

伝統と革新を融合させた新しい形を目指して

 
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畑山 由緒あるお寺としての原点は大切にしつつ、常に新しいことに挑戦し続けてもいらっしゃる。髙藤住職の姿勢は、とても素晴らしいですね。
 
髙藤 畑山さんにそんな風におっしゃっていただけて光栄です。デジタル化によって、世間は格段に便利になりました。でも、変わらないアナログの部分もある。そこに焦点を当てて取り組んでいることもあるんですよ。
 
畑山 ほぅ、ぜひ詳しく教えてください。
 
髙藤 例えば、今後本格的に取り組みたいと考えているのが「オンライン墓参り代行」です。
 
畑山 お墓参りをインターネットで!? それは新しいですね。
 
髙藤 お墓参りをしたい、ご先祖様に手を合わせたいという気持ちはあっても、お墓が遠方にあったり、ご自身が年齢を重ねて外出が難しくなったりすると、どうしてもお墓に足を運べないという状況になることも多いでしょう。そこで考えたのが、オンラインお墓参り代行というわけです。
 
畑山 具体的にはどのような形で行うんですか?
 
髙藤 もともと行われていた清掃業者さんによるお墓参り代行に加え、私たち僧侶が実際にお経を上げているところをオンライン配信するんです。
 
畑山 なるほど、読経のオンライン配信ですか! 確かに、その形なら日本中、いや世界中どこにいても、ご先祖様に手を合わせられますね。
 
髙藤 そうなんです。離れていても、一緒の時を過ごす感覚を大切にしていただきたいと考え、オンライン墓参りという形に行き着きました。
 
畑山 今後の社会は、さらにデジタル化が進みそうです。ほかに構想していることはありますか?
 
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髙藤 2026年4月からはLINE公式アカウントも始めます。これまで、ご依頼はお電話で受ける形が中心でした。でも今後はLINEを活用し、もっとお気軽にお問い合わせいただける形にしていきたいです。文字でのやり取りは、日付・時間の間違いや、「言った言わない」を防止する意味でも役に立つと思います。これからもSNSを充実させることで、若い世代の方々がお寺を利用するきっかけになればと考えています。
 
畑山 お寺というと、敷居の高い場所のように感じる人も多いと思います。今日お話をうかがうまでは、私もその一人でした。でもお寺という場所は、本来“地域のよろず相談所”。髙藤住職が現代版にアップデートし、なおかつ原点回帰も目指していらっしゃる姿に感銘を受けました。伝統を守りながら、次代に合わせて変化し続ける真樂寺さんのこれからが楽しみです! 本日は貴重なお話をありがとうございました。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
住職という立場を通して生まれる人との出会いやコミュニティの広がりが仕事を楽しむ原動力になっています。
(髙藤俊行)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 真樂寺
■ 所在地 〒570-0011 大阪府守口市金田町1-36-7
■ 事業内容 宗教法人 真樂寺の運営
■ ホームページ https://shinrakuji.or.jp/