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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

元料理人の経験も活かし 多様な施設に食材を配送
株式会社ManoFoods 代表取締役 真野沢也

 
プロフィール 兵庫県出身。戦後ほどなくして創業した中華料理店を営む家に生まれる。3代目として店を継ぐ予定で料理の修業をしていたが、父親の代で閉店。その後、知人に紹介された青果店で働き始めたことから食材に対する知識が深まり、自らも青果店を立ち上げ独立を果たす。小売店として数年にわたり営業した後、卸販売へと業態を変更。現在は(株)ManoFoodsとして、施設や飲食店にさまざまな食材を提供している。
 
 
 
健康の源は日々の食にあり。そのための料理をつくるには、まずは栄養豊富な食材が欠かせない。特に保育所や病院、飲食店など多くの人に安心と安全にも配慮した食事を提供する場所では、プロの目利きで選んだ良質の食材が求められる。兵庫県西宮市に拠点を置く株式会社ManoFoods(マノフーズ)は食材の卸販売会社だ。形状の工夫や柔軟な配送システムなど、顧客のニーズに手厚く応える姿勢で信頼を得ている同社の取り組みに注目した。
 
 
 

細かなニーズに応えて種類豊富な食材を提供

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 株式会社ManoFoodsさんでは、野菜や果物などの卸販売を手がけておられるそうですね。
 
真野 はい。弊社は西宮市に拠点を置き、兵庫県の南東部から大阪方面にかけて、保育園や病院、介護施設、さらにはレストランなどの飲食店へ、新鮮な食材をお届けしています。
 
濱中 主に青果が専門なのかと思っていましたが、ほかの食材も扱っておられるのでしょうか?
 
真野 ええ。もともとは青果店としてスタートしたものの、現在は肉や魚、乳製品、調味料、冷凍食品まで、幅広い食材をワンストップでご用意しています。必要な食材があれば、まずは気軽にご相談いただきたいですね。珍しい食材のお取り寄せも可能ですし、「魚は1切れ60g」「肉は厚み1cm」と、カットサイズまで指定していただけますよ。複数の協力業者と連携しているので、食材の種類や量はもちろん、細かなご要望にも柔軟に対応いたします。
 
濱中 そこまで応えてくださるんですね! 施設や飲食店ではいろんなメニューがつくられるでしょうから、多様な食材をそろえていただけるのは心強いですし、カットまでされた状態で届けば調理の効率も上がり、利用されるお客さんも非常にありがたいと思います。