家族と社員を思う
安心と信頼の金型づくり
働きやすさを実現し直近40年間離職率0%

実際の工場の様子
鶴田(龍) 私は小学校の作文に「将来は社長になる」と書いたほどで、いずれは弊社の後を継ぐと子どもの頃から決めていました。ただ、いきなり弊社に入るのではなく、外で勉強しようと考え、大学卒業後は大手鍛造会社に就職し、設計部門で腕を磨き弊社に戻りました。社員は私がランドセルを背負っていた頃からいるベテランが中心。お互いに気を遣う必要のないアットホームでフレンドリーな社風が弊社の強みの一つです。
濱中 とても素敵な雰囲気の中でお仕事をされているのですね。それでは、実際に工場見学をさせていただきます。――これはすごいですね。建物の中にぎっしりと巨大なマシンが並んでいて圧巻ですよ。
鶴田(謙) 弊社は精密鍛造用金型の設計・製造を手がけています。業界でもいち早く高速直彫り加工に挑戦したんです。従来の手法にとらわれず極限まで自動化を進めました。そうして他社では不可能な金型の製作も自社で完結できるんです。圧倒的な短納期・低価格でご提供しています。また、年間を通して働きやすい職場環境の実現にも全力投球しているんですよ。
濱中 そういえば、真夏なのに工場の中はエアコンが効いていてとても涼しいですね。町工場には汗だくで働く職人さんがいると思っていたので意外ですよ。

専務の鶴田龍一氏
濱中 無理のない働き方を実現されているからこそ、社員の皆さんが長く安心して働けるんですね。また、鶴田社長と龍一専務を見て感じるのはプロ野球における監督とヘッドコーチの関係。お二人が監督とヘッドコーチのように役割を分担しながら、組織を強くしているのも印象的です。