恩師の勧めで税理士を目指し21歳で合格

インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
下村 ありがとうございます。実は、今日が当事務所の開業1周年なんです。私はタイガースのファンで、ゲーム機にシールを貼るほど今岡さんが大好きだったんです。この記念すべき日にお会いできたご縁を、深く感じています!
今岡 私も、20代の若き税理士さんとお会いできると聞いて楽しみにしていました! それでは、あらためて下村代表のご経歴を教えていただけますか。
下村 私は奈良県吉野郡出身で、祖母の介護に奮闘する母の姿を見て育ちました。子どもの頃から「早く母を楽にさせたい」と思い商業高校へ進学。当初は卒業後に就職するつもりでしたが、恩師から「せっかく簿記を学んでいるのだから税理士に挑戦してはどうか」と勧められ、17歳から本格的に勉強を始めました。
今岡 野球で言えば17歳からメジャーを目指すような、相当早い段階での決断ですね。結果はいかがでしたか?
下村 母にも賛成してもらい、特待生として専門学校に進学しました。21歳で税理士試験に合格。この年齢はその年度の合格者では全国最年少で、新聞でも取り上げられました。そして大手税理士法人に就職し、数ヶ月後には香川県高松市に開設される支店の立ち上げメンバーとして、所長を含めた3人で赴任することになりました。