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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“電気の顧問”として
お困りごとに即対応

 

“電気の顧問”として工場や商業施設を守る

 
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濱中 小谷電気管理事務所さんの業務内容を詳しく教えてください。
 
小谷 大きく3つあります。1つ目は電気設備の保安管理業務です。工場やビル、商業施設などの高圧受電設備をはじめとした電気に関わる設備の保安管理を、委託管理という形で行っています。産業保安監督部への主任技術者関係などの手続きについて、書類の作成や提出のお手伝いもしています。
 
濱中 委託という形式は一般的なのでしょうか?
 
小谷 そうですね。法律で「施設ごとに電気主任技術者を置かなければいけない」と定められていますが、先ほどもお話をしたように電気主任技術者の資格は非常に取得が難しいんです。そのため、業務委託の依頼が多いんですよ。
 
濱中 なるほど。保安管理では具体的にどのようなことをされるのか気になります。
 
小谷 電気設備の定期的な点検、月次点検・年次点検を行います。また、停電や漏電等の設備異常が発生した場合や発生の恐れがある場合は、すぐに駆けつけ復旧作業などを迅速に実施しているんです。
 
濱中 施設の安全を守る大切なお仕事なんだなあ。高い知識と技術が必要ですよね。
 
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実際に作業している様子
小谷 はい。電気を安全に使ってもらうために、管理する。いわば、“電気の顧問”として、この仕事をしております。
 
濱中 素晴らしいですね! 法律の顧問が弁護士、税の顧問が税理士というように、小谷電気管理事務所さんは電気の顧問として工場やビルなどを守られているわけだ。ほかの業務内容についても教えてください。
 
小谷 2つ目は試験・検査業務です。各種の電気点検・測定・試験、電気故障調査などを行います。そして、3つ目はEコンサルティング業務です。
 
濱中 Eコンサルティングとは初めて聞きました。
 
小谷 Eとはつまり電気のことで、電気コンサルティングです。具体的には、専任電気主任技術者様に向けて、電気設備保守管理に伴うコンサルティングを行っています。月次点検や年次点検のお手伝い、設備更新に伴う設計についての提案、保安規程の内容精査、電気事故が発生した場合の一次対応など、電気に関することなら何でもご相談いただける体制を整えていますよ。