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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“電気の顧問”として お困りごとに即対応
小谷電気管理事務所 代表 小谷諒

 
プロフィール 高校時代に第三種電気主任技術者の資格を取得。その後、電気保安法人に就職し、12年間勤め上げた。(一社)関西電気管理技術者協会に所属し、2023年より小谷電気管理事務所として活動をスタート。長年の業務で培った豊富な知識と経験を活かし、真心を込めた高品質かつ安心の保安管理サービスを提供している。また、試験・検査業務や電気コンサルティング業務なども行っている。
 
 
 
現代社会になくてはならない“電気”。便利な反面、電気による事故や災害が多く発生しているのも事実だ。そんな不慮の電気事故を減少させるべく、工場やビル、商業施設などに対して保安管理サービスを提供している小谷電気管理事務所。高い技術力と柔軟な対応力で、多数の企業から厚い信頼を勝ち取っている。今回は代表である小谷諒氏に、これまでの歩みから独自の強み、そして業界の未来に対する思いまで熱く語ってもらった。
 
 
 

高校時代に電気主任技術者の資格を取得

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 保安管理業務を手がけている姫路市の小谷電気管理事務所さん。まずは小谷代表の歩みから教えてください。
 
小谷 私は高校時代に第三種電気主任技術者の資格を取得して、保安法人に就職しました。電気主任技術者として電気工作物の工事、維持および運用に関する保安業務、試験業務を行ってきたんです。
 
濱中 電気主任技術者の合格率はどれくらいなんですか?
 
小谷 正確ではないかもしれませんが第三種の一般合格率は10~15%、高校生の合格率は0.1%以下と言われていますね。そのほかにも電気工事士等の国家資格、検定を取得しています。
 
濱中 まさに、電気のスペシャリストですね! 保安法人には何年勤められたのでしょう。
 
小谷 12年間勤めて知識と技術を高めていきました。ただ同時に、会社員としての保安管理業務では、サービス品質に限界を感じるようになったんです。
 
濱中 そこで、お客さんにもっと寄り添ったサービスを追求したくなった、と。
 
小谷 その通りです。そして、2022年に退職し、約半年の準備期間を経て、2023年から小谷電気管理事務所をスタートしました。