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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

うまさと鮮度にこだわる
新進気鋭の鳥刺し専門店

 
 
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「とりさし梅松 キタガンキン店」の北野オーナー(左)
畑山 鳥刺しって正直びっくりしましたが、理に適ってるんですよね。鶏肉は高たんぱく・低脂質で減量中にもぴったりですし、それを生で食べられるってことは、余分な脂もとっていないということ。しかも、ヘルシーでおいしいとなれば男女問わず身体づくりをしている人にとってありがたいですね。現役の頃に鳥刺しを知っていたら、ジムの若い選手たちにも勧めていましたよ。現在は、何店舗を運営しているんですか?
 
鳥越 本店と、座席のある「おすわり梅松」という2号店をはじめ、現在では9店舗ほどを展開していまして。最近では鳥刺し専門店を運営してみたいとお声をかけていただくことが多くなり、FC店の展開も進めています。
 
畑山 本店オープンから2〜3年でそこまで事業を広げられるとは、すごいですね。ボクシングで言ったら、プロデビューしてすぐに日本タイトル獲って、そのまま世界タイトルマッチまで駆け上がるような勢いです。普通は何年もかけて積み上げるところを、短期間で結果を出すのは、それだけ中身がしっかりしている証拠ですよ。
 
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鳥越 ありがとうございます。おかげさまでご好評をいただいており、大阪府内でも安全においしく食べられる鳥刺しが徐々に認知されているように思いますね。ほかにも創業60年の養鶏農家さんにご協力いただいてつくった鳥刺し専用の鶏を中心に提供する「生粋鶏【煌侍郎】(なまいきどり こうじろう)」や、大阪市を中心に展開している有名な焼き鳥店のオーナーさんと共同でオープンした、会員制の和牛ステーキハウス「ぷりずん」も運営しています。ちなみに「ぷりずん」という店名は、私が元刑務官であることから付けた名前で、店内は手錠などの刑務所をモチーフにしたデザインになっているんです(笑)。
 
畑山 遊び心がありますね(笑)。味も香りも、そして見た目も、まさに五感で楽しめるお店づくりがなされていると感じます。今後の目標も教えてください。
 
鳥越 多くの人に鳥刺しの魅力を伝えていきたいです。やはり、一般的には鶏肉を生で食べるのは危険だというイメージが根強いので、新鮮でなおかつ安全に処理されたものであればおいしく食べられることを知っていただきたいですね。そのうえで、関西地方だけでなく東京都や関東地方、ゆくゆくは全国的に店舗を展開していきたいです。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人間力を高めることですね。商品そのものよりも、それを売る人の人柄が良ければ必ずお客様が来てくれると思いますし、人が集まれば自然と笑顔も増えていくと思います。それが仕事の楽しみにもつながっていくと思いますね。
(鳥越貴志)
 

:: 企業情報 ::

株式会社UM/とりさし梅松

本店
〒590-0014 大阪府堺市堺区田出井町1-1 ベルマージュ堺116
おすわり梅松
〒590-0021 大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町8-8-8

ホームページ
https://torisashi-umematsu.com