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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

各人に最適なメニューで 楽しめるボクシングジム
ヴィジターズボクシングクラブ狭山ヶ丘 会長 黒木政鷹

 
プロフィール 福岡県出身。プロボクサーを経て指導者の道へ。東京都新宿区のスタジオを間借りしてパーソナルトレーナーとして指導を重ねる。顧客がより快適に楽しく練習できる場をつくるために一念発起し、2024年6月、埼玉県所沢市で新たにヴィジターズボクシングクラブ狭山ヶ丘を開設。初心者を中心に、健康づくりや大会出場など目的に応じたオーダーメイドのレッスンを提供。気分を上げてボクシングを楽しめる環境は、老若男女問わず幅広い層の会員から支持されている。
 
 
 
所沢市にあるジム、ヴィジターズボクシングクラブ狭山ヶ丘。自身が青春時代に憧れた佐野元春の楽曲名からヴィジターズとジム名を付けたと語るのは、会長の黒木政鷹氏だ。思い入れのある言葉を看板に掲げ、常に熱い気持ちで指導に打ち込む黒木会長のモットーは、「一人ひとりを心から楽しませること」。そこには、経験や年齢、性別に関わりなくどんな人も気軽にボクシングを学んでほしい、との信念が込められていた。
 
 
 

アットホームでおしゃれなボクシングジム

 
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インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
内山 埼玉県所沢市にある、ヴィジターズボクシングクラブ狭山ヶ丘さん。赤を基調としたおしゃれなジムですね! それなのに、どこか昔ながらのジムという感じの懐かしさもあり、すごく魅力的です。
 
黒木 ありがとうございます! 当ジムはアメリカンダイナーのようなクラシックな雰囲気が出るよう意識しているんです。ボクシングは敷居が高いイメージがあると思うので、気軽に通ってもらえるように工夫した結果、居心地がいいのか練習後もなかなか帰宅されない会員様も多いんですよ(笑)。
 
内山 単なるジムでなく、コミュニティのような楽しさがあるんでしょうね(笑)。堅い雰囲気のジムも多い中、こういうアットホームな空間で、しかもパーソナルトレーニングでボクシングを学べる場所は珍しいと思います。会員さんは地元の方が多いんですか?
 
黒木 それが東京の方も多く、長野や名古屋、静岡などからお越しになる方もおられますよ。パーソナルのボクシングジムはまだまだ珍しいうえ、都心部だと高額なので、こちらまで足を運んでくださるのかもしれません。2024年6月にオープンした当ジムには、幅広い世代の方々に気持ちよく、楽しく過ごしていただくためのこだわりを詰め込んでいます。例えば、女性が気楽にトレーニングに取り組めるよう、女性トレーナーのレッスンも行っているんですよ。
 
内山 わざわざ東京や遠方からも通われる方が多いとは驚きました。女性トレーナーがいらっしゃるのもかなり珍しい! ビギナーから女性まで安心して通える空間づくりをなさっているんですね。