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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。高校時代からアルバイトに明け暮れ、19歳からは不動産業界に入る。持ち前の自立心と積極性で頭角を現し、直属の上司に勧められて23歳で早くも独立。(株)アイム・ユニバースを立ち上げた。以来、マンションから建売住宅の販売、店舗改装プロデュース、さらに 「自宅をリゾートにする」 をコンセプトとしてオリジナル設計・施工住宅も手掛け、幅広く展開中。任意売却物件にも豊富な実績を持つ。
 
 
 
会社設立から7年、すでに経営基盤の確立を終え、成長期に入った株式会社アイム・ユニバース。藍川眞樹社長が目指すのは、「お客様と家族のような関係が持てる不動産会社」 だ。そのために、社員に 「利よりも信を重んじる会社になろう」 と語り続け、社会から信頼される会社作りに努めている。盛衰の激しい不動産業界で発展しつづけるためには高い信頼性が鍵になると信じているからだ。藍川社長に、不動産産業にかける想いと、経営観をうかがった。
 
 
 

器の大きな人間になりたい!
不動産業への想い

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)

矢部 藍川社長は23歳という若さで独立されたそうですが、その経緯からお聞かせください。
 
藍川 私はもともと自立心が旺盛だったんです。高校時代から飲食店、運送業、家屋解体業などありとあらゆる業種のアルバイトを経験し、早くから社会経験を積んできました。そして19歳の時、ホテルやテナントビルを経営する不動産会社に就職し、そこで不動産経営の基礎を学ばせていただきました。23歳になると当時の直属上司だった課長から独立を勧められまして、独立した次第です。
 
矢部 いろんな業種を経験したうえで、なぜ不動産会社に就職しようと考えたのでしょう。
 
藍川 自分の人生観から考えて、不動産業が自分の天職だったからです。私は子供の頃から 「器の大きな人間になりたい」 と思っていました。それには自分の感性を磨かなければいけないし、いろんな意味で大きな経験をしなければならないと思ったんです。それを仕事に当てはめると、小さなものを扱う仕事では自分の受ける感動も小さくなってしまい、感性が磨けないのではないかと。ならば大きなものを扱う仕事をしようと思い、不動産業界に決めたのです。
 
矢部 土地や住宅などの不動産は 「一生に一度の買い物」 と言われるほど大きな商材ですものね。
 
藍川 おっしゃるとおりです。それで不動産会社に就職すると、私が考えたとおり、何千万円、何億円単位で仕事をする世界でした。「間違いない!自分が器を磨けるのはこの世界だ!」 と思って嬉しかったですね。
 周囲の先輩方も人としての器が大きな方ばかり。公私共にお付き合いさせていただく中で、様々なことを学ばせていただきました。