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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

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トレーニングは例年通りのメニューをこなし、スケジュールの合間を縫ってメディア向けの活動をする。話術も巧みな上原氏にはオファーも多く、数々の番組で、野球選手として見せるのとは別の一面を垣間見ることができた。
 
 

結果を出したから注目してもらえる

 
 テレビの収録では普段会えないような芸能人やアスリートの方々とご一緒することもあって、刺激になりました。ああいう貴重な体験ができたのって、野球選手として結果を出したからこそだと思うんです。結果が出ていなければ注目されないですからね。
 
 収録自体はどの番組でも慣れていないし、一緒に出るのは有名な人ばかりだから、すごく緊張しました。むしろ試合で投げるほうが楽に感じたりして(笑)。普段はテレビで見ているような方々と絡むのは、本当に別世界の出来事でしたね。ぼくは自分が持ってないもの、自分ができないことをやっている人に対する憧れが強くて、プライベートでもオフでも、その道のトップを走る人にお会いすると緊張するんです。
 
 たとえば、サッカー選手の三浦知良さん。カズさんには、前からプライベートで食事に誘っていただいて、ようやくそれが実現できたんですが、本当に紳士な方でしたね。ぼくよりも年上なのに、あれだけの運動量を必要とするサッカーの世界で、今でも走り続けているのは本当にすごいことだと思います。しかも、オンとオフの切り替えがすごくしっかりしていて、厳しく自己管理をしている人だなって思いました。でも、あまりに緊張したので、カズさんが帰った後で店に戻り、一人でビールを飲み直しましたよ(笑)。
 
 自主トレの仕方もお聞きしたら、けっこうぼくと共通点がありました。トレーニングは大勢でやるよりも少人数を好むとかね。トレーナーと食事管理をしてくれる人だけを呼んで、あとは一人で黙々と身体を動かす。自主トレってそういうものだと思います。と言うのも、一人で取り組んでおくほうが、いざという時に精神的な強さを発揮できるようになると思うんですよ。仲間と一緒だと、お互いのペースに合わせなきゃならないし、相手に甘えちゃう部分も出てきますからね。
 
 それにしても、今年のオフはプライベートな時間があまりなかったなぁ。何の予定もない日がほとんどなかったですからね。でも、買い物はしましたよ。チャンピオントロフィーのレプリカ。本物と比較すると75%くらいのサイズで、記念のために球団から買いました。ちなみに、ティファニー製です。
 
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自身も有名人である上原氏だが、話を聞いていると、いい意味で“気さくな近所のお兄さん”というような印象を強く持つ。オフ中に会った有名人たちについても「自分にとっては遠い世界にいる、テレビの中の人」と何とも庶民派なコメント。そのいっぽう、野球に対しては非常にストイックで自分を厳しく律している。そうしたパーソナリティもこの選手の魅力の一つだろう。そんな上原氏に、自分の性格を自己分析してもらった。
 
 

どの世界でも負けず嫌いでいることは大切

 
 ぼくはけっこう短気かもしれないなぁ。でも、おだてられるとすぐに木に登っちゃうお調子者でもある(笑)。あとは何より、「反骨精神の塊」で、負けず嫌いです。野球はもちろん、自分が興味を持っているものに関しては何でも負けたくない。そもそも負けず嫌いじゃない人は、スポーツ選手にはなれないですよ。でも、それってビジネスの世界でも同じだと思います。個人の売り上げだったり、チームで年間の予算を達成したりとか、それもある意味で勝負事でしょう? 同僚よりも結果を出して認められたいだろうし、競合他社にサービスで負けたら、悔しいと思うはず。それと一緒ですよ。
 
 でも、毎日毎日、勝ち負けばっかり意識してプレーするのは辛い。だからぼくの場合はまず、自分自身が登板する試合で、全力を尽くして勝つことを目指す。そうやって個々人が頑張る力がチームとして一つになっていくと、去年みたいな結果につながるんだと思います。 
 
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