プロフィール 京都産業大学法科大学院で法律を学ぶ。主婦として暮らしていた頃、瀕死の猫を保護したことを機に保護猫活動を始める。動物保護団体「ワンニャンち」で10年以上、迷子猫や脱走猫の保護と譲渡に携わった。コロナ禍以降に捜索依頼が増えたことを受け、2025年4月に「ペット探偵キャットワン」を開業。2026年9月には対応エリアを関西広域へと拡大し、同年11月には大阪支店を開設した。
京都府亀岡市を拠点に、迷子猫・脱走猫の捜索を専門に手がけるペット探偵キャットワン。10年以上の保護活動で培った経験と、比較認知科学や動物行動学の研究成果、論理的な分析を融合させた独自の“キャットワンメソッド”を強みとしている。豊富な機材を駆使した集中捜索に加え、契約から3ヶ月間の継続サポートを実施。2025年7月から2026年7月までに受任した163件のうち155件を保護するなど、着実に実績を積み重ねている。その高い保護率を支える独自の捜索手法や仕事への思いについて、服部菜保子代表に話をうかがった。
濱中 京都府亀岡市を拠点に、迷子猫や脱走猫の捜索を専門に手がけるペット探偵キャットワンさん。まずは、服部代表がこの仕事を始めたきっかけを教えてください。
服部 原点は1匹の猫との出会いです。主婦だった頃、車を運転していると猫が突然飛び出してきました。車を降りて様子を見ると瀕死の状態だったので、いったん家に帰って対処法を調べ、戻って保護することにしたんです。この出来事をきっかけに、助けを必要としている猫がたくさんいることを知り、動物保護団体で10年以上、保護や譲渡に携わってきました。その中で、譲渡先から脱走した猫の捜索にも取り組むようになったんです。コロナ禍以降は捜索のご依頼が増え、仲間内では対応しきれなくなったため、2025年4月に開業しました。
濱中 長年の保護活動が、現在のお仕事につながっているのですね。そもそも、なぜ猫は脱走してしまうのでしょう?
服部 猫は外に興味を持つ子も少なくなく、人間の行動を観察して外へ出る隙を狙うことがあります。わずかな隙間を通り抜けたり、襖や引き戸を自分で開けたりすることもあるんですよ。室内で育った猫は、外に出ると怖がって物陰に隠れてしまうことが多く、見つけるのは簡単ではありません。
濱中 なるほど。そうした猫を捜すうえで、特に大切なことは何でしょうか?
服部 私が何より重視しているのは、スピードです。逃げ出した猫は足跡や抜け毛、ふんなどの痕跡を残しますが、時間が経つと雨風などで消えてしまいます。そうなると捜索範囲が一気に広がるため、当社では24時間365日体制でご依頼を受け付け、拠点から半径50km圏内であれば、1時間以内に現場へうかがえるようにしています。
1匹の瀕死の猫との出会いから始まった道
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
服部 原点は1匹の猫との出会いです。主婦だった頃、車を運転していると猫が突然飛び出してきました。車を降りて様子を見ると瀕死の状態だったので、いったん家に帰って対処法を調べ、戻って保護することにしたんです。この出来事をきっかけに、助けを必要としている猫がたくさんいることを知り、動物保護団体で10年以上、保護や譲渡に携わってきました。その中で、譲渡先から脱走した猫の捜索にも取り組むようになったんです。コロナ禍以降は捜索のご依頼が増え、仲間内では対応しきれなくなったため、2025年4月に開業しました。
濱中 長年の保護活動が、現在のお仕事につながっているのですね。そもそも、なぜ猫は脱走してしまうのでしょう?
服部 猫は外に興味を持つ子も少なくなく、人間の行動を観察して外へ出る隙を狙うことがあります。わずかな隙間を通り抜けたり、襖や引き戸を自分で開けたりすることもあるんですよ。室内で育った猫は、外に出ると怖がって物陰に隠れてしまうことが多く、見つけるのは簡単ではありません。
濱中 なるほど。そうした猫を捜すうえで、特に大切なことは何でしょうか?
服部 私が何より重視しているのは、スピードです。逃げ出した猫は足跡や抜け毛、ふんなどの痕跡を残しますが、時間が経つと雨風などで消えてしまいます。そうなると捜索範囲が一気に広がるため、当社では24時間365日体制でご依頼を受け付け、拠点から半径50km圏内であれば、1時間以内に現場へうかがえるようにしています。


