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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安心できるコシヒカリを
南魚沼から届けたい

 

小さな田んぼ、だからこそ

 
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畑山 “おいしさ”と“安心”の両方を重視し、お米づくりに励んでおられるんですね。単にお米を売るのではなく、育てたものを食べてもらい、その反応を受け取ることも含めて、甚七さんのお米づくりなんだな。まさに、生産者の顔が見えるお米なのだと思います。ところで、南魚沼は、お米の産地として知られています。その中で、甚七さんの強みは何でしょうか?
 
佐藤 田んぼが小さいところですね。先ほど、東京ドーム約3個分とお伝えしましたが、田んぼの一枚一枚はそれほど大きくないんです。大きな田んぼなら、作業効率は良い。けれど小さいからこそ、自分の目が行き届くんです。田んぼの奥まで見て、「ここもしっかり育っているな」と確認できるわけです。だから私は、「小さいからこそ良い」と自負しています。
 
畑山 小さな田んぼが、管理のしやすさ、お米の質の良さにつながっているわけだ。効率を追い求めているわけではなく、お客さんの満足を何よりも大事にされているんですね。お米づくりの難しさはどのような点でしょう?
 
佐藤 自然との駆け引きでしょうか。雨の降り方、朝・昼・晩の温度差など、天候に左右されます。大変ではありますが、さまざまな条件が噛み合えば、良い米が育ちますし、面白くもあるんです。その年ならではの田んぼと向き合い、できることを積み重ねています。
 
畑山 ボクシングに通じるものを感じますね。ボクシングも、リングに上がったら自分の思い通りになることなんてほとんどありません。相手の動きや距離、パンチのタイミングを見ながら、その瞬間ごとに判断して戦い方を変えていく。こちらが攻めたいと思っていても、相手の出方によっては我慢してチャンスを待たなければならないこともあります。そこで最後にものをいうのは、毎日の練習でどれだけ準備してきたかなんですよ。ロードワークをして、何度もパンチを打ち込み、地道な練習を繰り返す。その積み重ねがあるからこそ、試合中に状況が変わっても対応できる。自然を相手にするお米づくりも同じで、天候そのものをコントロールすることはできなくても、その時々の状況を見極めながら、できることを根気強く積み重ねていくことが大切なのでしょうね。そうした日々の努力が、“甚七のお米”として結実していると感じました。
 
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佐藤 ありがとうございます。「甚七」は代々続いてきた家業の屋号なんです。これまで大切にしてきたものを、自分の代でもつないでいきたい。そのような思いで、米づくりに取り組んでいます。
 
畑山 甚七さんのお米には、佐藤代表が受け継いだご先祖の思いもこもっているのでしょうね。南魚沼の豊かな自然と、誠実なお仕事から生まれるお米を、これからも多くの食卓へ届けてください。さまざまなお客さんとつながりながら、さらに「甚七」の名前が広がっていくことを、心から楽しみにしています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分で丹精込めてつくったお米をさまざまなお客様に食べていただくことが、仕事の活力になっています。
(佐藤 正幸)
 

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甚七

〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町2494-1

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