プロフィール 学業修了後、建設会社で現場管理や営業を経験。その後、祖父が創業し父親が経営していた(有)三進工業に入社する。やがて事業運営の中核を担い、2025年6月に3代目代表取締役に就任。伝統的な左官技術を継承しながら、タイル工事や外構工事など事業領域の拡大にも取り組んでいる。
村田 左官工事をメインに、外構やタイルの工事も手がけている有限会社三進工業さん。もともと、家業として続いてきた会社なのですか?
菊地 はい。祖父が創業し、父が事業を引き継いだ1989年に社名を三進工業に変更しました。会社としては40年以上の歴史があります。私は学業修了後、別の会社で3年ほど現場管理の仕事を経験したのち、20代半ばで当社に入りました。そして30代前半の頃、父が病気で第一線を退くことになったため、15年ほど現場管理や仕事の段取りを担い、2025年6月に代表へ就任したんです。
村田 15年以上にわたって現場や仕事の管理をされてきた中で、ご自身なりの考え方も培われてきたでしょうし、時代の変化も肌で感じてこられたと思います。代表に就任されてから、お父様の代と比べて変えたことは何でしょう?
菊地 ほとんど変えましたね。昔ながらの左官技術を大切にしながらも、新しい工法や材料を取り入れたり、タイル工事など対応できる仕事の幅を広げたりしてきました。決して父のやり方が悪かったというわけではなく、今の時代や建設業界の流れに合わせていく必要があると感じたからです。
村田 そうした柔軟な発想は、菊地社長が家業に入る前、別の会社で現場管理などを経験されたことも影響しているのではないですか?
菊地 そうかもしれません。前職では営業の仕事にも携わっていたので、お客様が何を求めているのか、どう提案すれば仕事につながるのかを考える習慣が身に付いているのだと思います。ただ、経営だけでなく技術面も常に勉強が必要で、左官の世界も新しい材料や工法が次々と出てきますから、学び続けなければすぐに置いていかれてしまうんです。
村田 大変だと思いますが、変化があるからこその面白さもありそうですね。最近はどのような依頼が多いですか?
菊地 スーパー銭湯の浴槽やシャワーブースといった、温浴施設の工事が多いですね。どんな仕事をいただけるか予想できないこともありますが、その分毎回新鮮な気持ちで取り組めますし、完成した時に形として残るのもこの仕事の魅力だと思っています。
村田 仕事が増えると、新しい人材の確保も重要になってきますね。
菊地 そうですね。今は建設業界全体として人手不足が深刻な問題なのですが、だからといって、何もしなければ状況は変わりません。今後は職人の世界でも、一般企業と同じように福利厚生や待遇を整えていくことが大切だと思っています。給与面はもちろん、住宅手当なども含めて働きやすい環境を整え、若い世代に選ばれる会社にしていきたいですね。
インタビュアー 村田諒太(元ボクシングミドル級世界王者)
菊地 はい。祖父が創業し、父が事業を引き継いだ1989年に社名を三進工業に変更しました。会社としては40年以上の歴史があります。私は学業修了後、別の会社で3年ほど現場管理の仕事を経験したのち、20代半ばで当社に入りました。そして30代前半の頃、父が病気で第一線を退くことになったため、15年ほど現場管理や仕事の段取りを担い、2025年6月に代表へ就任したんです。
村田 15年以上にわたって現場や仕事の管理をされてきた中で、ご自身なりの考え方も培われてきたでしょうし、時代の変化も肌で感じてこられたと思います。代表に就任されてから、お父様の代と比べて変えたことは何でしょう?
菊地 ほとんど変えましたね。昔ながらの左官技術を大切にしながらも、新しい工法や材料を取り入れたり、タイル工事など対応できる仕事の幅を広げたりしてきました。決して父のやり方が悪かったというわけではなく、今の時代や建設業界の流れに合わせていく必要があると感じたからです。
村田 そうした柔軟な発想は、菊地社長が家業に入る前、別の会社で現場管理などを経験されたことも影響しているのではないですか?
菊地 そうかもしれません。前職では営業の仕事にも携わっていたので、お客様が何を求めているのか、どう提案すれば仕事につながるのかを考える習慣が身に付いているのだと思います。ただ、経営だけでなく技術面も常に勉強が必要で、左官の世界も新しい材料や工法が次々と出てきますから、学び続けなければすぐに置いていかれてしまうんです。
村田 大変だと思いますが、変化があるからこその面白さもありそうですね。最近はどのような依頼が多いですか?

村田 仕事が増えると、新しい人材の確保も重要になってきますね。
菊地 そうですね。今は建設業界全体として人手不足が深刻な問題なのですが、だからといって、何もしなければ状況は変わりません。今後は職人の世界でも、一般企業と同じように福利厚生や待遇を整えていくことが大切だと思っています。給与面はもちろん、住宅手当なども含めて働きやすい環境を整え、若い世代に選ばれる会社にしていきたいですね。




Guest Comments
菊地社長のお話からは、左官という仕事の奥深さと誇りが伝わってきました。技術を身に付けるには時間がかかりますが、その分、自分の成長を実感できる魅力的な仕事でもあります。今後も伝統を守りながら変化を恐れない姿勢で、業界の未来を担う若い世代を育て、左官技術の可能性を広げていってくださいね!
村田 諒太(元ボクシング世界王者)