インタビュアー 濱中治(野球解説者)
道須 もちろん、そのような例もあります。しかし、中小・小規模企業では、DX推進やAIの導入に抵抗感や戸惑いが根強いのも事実です。そのため、8年前に入れた古いシステムで業務を管理していたり、IT業務を社長や経理担当者が兼任していたりする企業も少なくありません。私はそうした現場を数多く見てきたからこそ、まずは「何に困っているのか」を一緒に整理することを大切にしています。
濱中 後者を野球に例えるなら、セカンドとショートを野手1人で守っているようなものでしょうか。守備に穴が開くのは、企業で言えばセキュリティの弱点を突かれやすい状態というわけですから。それは危ないですね。
道須 そうなんです。企業の方たちがテクノロジーの導入をためらう気持ちもわかります。今まで積み重ねてきた仕事のやり方がありますし、中小・小規模企業ほどコストや人材面への不安も大きいですからね。だから私は、無理に新しいものを勧めるのではなく、その企業に本当に合った方法を一緒に考えるよう心がけています。しかし、古いシステムのままでは大切な情報が失われるリスクもありますし、AIが当たり前のツールになる時代はすぐそこまで来ています。
濱中 それなら、早く決断したほうが将来的に有利かもしれませんね。日本のプロ野球も最近ようやくアナリストを雇ってデータ収集と分析に力を入れ始めました。でも、アメリカに比べると遅いんです。国際大会で競争力を維持するためにも、もっと積極的に取り組む必要があると思います。最後に、今後の抱負をお願いします!

濱中 私は野球界も含めてテクノロジーの活用には賛成派です。でも最後に結果を出すのは、やっぱり人なんですよね。その“人”を大切にしながら支援されている道須代表なら、多くの企業にとって心強い存在になると思います。これからのご活躍を期待しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
私は“時間”に一番価値を感じています。少しずつ仕事の効率が上がって、時間が短縮できるようになる。そうして、自分に使える時間も増えると幸せだと思いますね。
(道須 佳次)


