インタビュアー 宍戸開(俳優)
青木 「STAY GOLD」には、「いつまでも自分らしく輝き続けてほしい」という想いを込めています。利用者さんにも、スタッフにも、そして私自身にも言えることですが、人は誰もが可能性を持っています。障がいがあるから、経験がないから、年齢を重ねたからといって、その人の価値が決まることはありません。一人ひとりが尊重され、自分らしい人生を歩める環境をつくることが、私たちの役割です。会社名には、「人は誰でも輝き続けられる。そして、何度でもやり直せる」という理念を込めています。
宍戸 社名に込められた想いが理念になっているんですね。その中でも、“理解すること”を大切にされる理由を教えてください。
青木 利用者さんは、「理解してほしい」という気持ちがあっても、それを言葉で表現することが難しい方も少なくありません。だからこそ、私たち支援者が誰よりも「理解しよう」とする姿勢が大切です。私は、相手を理解しようと向き合い続けることで、閉ざされていた心が少しずつ開いていく瞬間を何度も見てきました。その経験から、「人は理解されることで安心し、前に進める」と確信しています。だから私たちの支援は、教えることからではなく、理解することから始まります。

青木 私たちは、福祉は“人を支える仕事”だと考えています。でも、人を支えるためには、まず相手を理解しようとする姿勢が必要です。「わかってほしい」ではなく、「わかろう」とすること。利用者さんを理解すること。仲間を理解すること。自分自身を理解すること。だから私たちは、支援の前に“理解”を大切にしています。
宍戸 福祉の仕事は、優しさや責任感があるからこそ、抱え込み過ぎてしまう人も多いように感じます。


