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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域社会との接点を生む
B型事業所の新しい形

 

一人ひとりの可能性を広げる独自の支援体制

 
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八木 就労継続支援B型事業所というと、内職作業が多いイメージがありましたので、レンタルスペースの清掃や調整という仕事は意外だなと感じましたよ。
 
西岡 確かに、一般的な就労継続支援B型の現場では内職やお菓子づくりのような作業が多いですね。ただ、雇用契約を結ぶA型と異なり、利用者様ご自身の体調やコンディションに合わせて行うため、稼働時間や作業スピードにばらつきがあるなどして納期に間に合わないという問題や、利用者様にお渡しする工賃を上げにくいといった現実があるんです。そこで、当事業所では納期がなく、我々自身で収益をコントロールできるレンタルスペース事業を通じて、少しでも工賃を上げていける形を考えたんですよ。
 
八木 利用者さんにとっても、ただ作業をこなすだけではなく、ご自身が役に立っているという実感につながりそうですね。
 
西岡 そうなんです。レンタルスペースを通じて、地域の方と触れ合ってもらえたら嬉しいですね。また、内職などの細かい作業が苦手な人も、清掃作業を通じて、社会の中で生活できる足がかりになればと思っているんです。それに、放課後等デイサービスの頃から見てきた子どもたちだからこそ、「この子ならここまでできる」「次はこれを任せてみよう」と段階を踏みながら支援できるんですよ。
 
八木 長く接してきたからこそ、その人の特性を理解したうえで引き出せる力があるわけですか。
 
西岡 ええ。やはり、成長には積み重ねがとても大切ですからね。放課後等デイサービスの頃から見てきているお子さんで、医師から「歩けないかもしれない」と言われていた子がいたんです。しかし、毎日少しずつ階段を上がる練習を一緒に重ねていくうちに、すっかり歩けるようになったことがありました。今はぽけっとべーすで頑張ってくれていますよ。
 
八木 それは素晴らしいですね。西岡代表が根気よく見守ってきた賜物だと思いますよ。
 
西岡 ありがとうございます。私は、その人が“家に帰ること”ができるなら、必ず何かできるようになると思っているんです。家までの帰り道を覚えられる。これが第一歩なんですよ。帰路を覚えられるなら、ほかのこともできるはず。たとえ今できないことがあっても、毎日積み重ねていけばできるようになると信じてサポートすることが大事なんです。
 
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