インタビュアー 水野裕子(タレント)
遠藤 はい。前職では長年デザイン業界で会社を経営しており、多忙な日々で自分の体のケアは後回しになりがちでした。10代の頃から腰痛に悩まされ、度々整体院などに通っていたにもかかわらず、です。状況が変わったのが、会社を譲渡し、母の介護で一度仕事から離れた頃。時間ができ、もう人任せにせず、自分で体の仕組みから根本的に向き合おうと決意したんです。専門のスクールに通い、ストレッチや整体、カイロプラクティックなど多様な手技を学びました。
水野 これまでのご経験が、現在のスタイルにつながっているのですね。具体的なメニューの特色もうかがいたいです。
遠藤 当サロンでは、短時間で体の変化を実感いただくことも、じっくりと根本改善を目指すプログラムを組むことも可能です。例えば、痛みがある状態では筋肉を伸ばすストレッチは難しいので、複数の手技を組み合わせ、ご自宅でできるセルフケアもお伝えします。一人ひとりの状態に合わせて、その都度、最適な方法を探ることに重きを置いているんですよ。
水野 体の悩みがあっても、自分ではどのような対応が必要か判断するのは難しいものです。専門家の視点から、状態に応じた多彩なアプローチができ、セルフケアまで教えてもらえると安心できますね。

水野 ご自身がエビデンス、というのは説得力がありますね。それにしても、長年デザイン会社を営んでこられた確かなご経験がありながら、新しい分野に飛び込むことに不安はなかったのですか?
遠藤 前職では自分なりに「やり切った!」という達成感を得られたので、今は、ゼロから事業を育てるのが、子育てのようで楽しいんです(笑)。お客様からの「ありがとう」を励みに、地域に貢献できたら嬉しいですね。
水野 子育てのような第二の経営人生って、素敵ですね。その成長を、私も楽しみにしています!
「仕事を楽しむ」とは‥
子育てと同じように全身全霊で仕事に向き合うこと。そうやって手塩にかけてゼロから育てた事業が、多くの人に興味を持ってもらえると幸せですよね。お客様の笑顔を見ること、そしてこの新しい事業の成長が何よりの楽しみです。
(遠藤孝貴)